健康状態把握している? 健康診断を活用してこそ、実現できる健康長寿

健康診断は、自身の健康チェック、健康管理としてもっとも一般的な方法ですが、一方で身近であるために逆に関心が低かったり、その重要性に気付かない人も。そこで、健康診断の意義とその結果から健康維持へ結びつける方法を、脳疾患の専門医であり、予想医療の必要性を唱える菅原道仁さんに伺いました。

提供:明治安田生命保険相互会社

お話をうかがった方

菅原 道仁

医師 / 家庭の医学 ガイド:菅原 道仁

現役脳神経外科医。脳血管障害を中心に、救急医療からリハビリテーション、予防医療までの現場経験を元に、くも膜下出血・脳梗塞・認知症などに代表される脳・神経の病気について、役立つ情報をお届けします。幸せな人生を送るために、どうぞご利用下さい。

健康診断こそが「健康で長生きする」ための効果的なチェック方法

健康診断を定期的に受けていても、結果が要再検査ではない場合、放置してしまっている人も少なくないのではないでしょうか。その要因として、健康診断を実施している理由が理解されていないのではと、菅原さんは言います。

菅原さん(以下敬称略)「まず日本人の死因ですが、第1位は悪性腫瘍、がんです。年間で約37万人。2位は心疾患で約21万人、3位は老衰の約11万人、そして3位と僅差で脳疾患が4位となっています。

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厚生労働省「平成30年・人口動態統計月報年計」より

注目すべきは、老衰を除いても上位3つの病気が死因のほぼ過半数ということ。心疾患と脳疾患は発症する場所の違いだけで、ともに血管の病気。がんは精密検査でなくては見つけづらいですが、主に健康診断の検査項目は、見つけやすく死亡につながりやすい病気をチェックしようと選定されたものと言えます」

具体的な健康診断項目を見てみましょう。結果の数値によってさまざまな病気リスクを予想できるとされています。

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菅原「例えば、血管と直接関係がなさそうな肝機能も、低下することで動脈硬化のリスクがあがり、糖尿病も動脈硬化のリスクと結びつくのです。

改善のために、大切なのはやはり生活習慣。数値は点ではなく線で見ていただきたいです。前回の結果と比較してどう変わったのか。悪くなった要因として思い当たる部分を、継続的にチェックして改善することが必要です」

健康チェックや健康維持には、自分ごと化して習慣化するのがいいそう。また今後、医療機関とは違うアプローチで、さまざまなモノやサービスがその役割を担うことも増えていくのでは、と菅原さんは言います。

菅原「例えば、スマートウォッチなどの製品。さらには生命保険もそうですよね。健康増進型の生命保険などは、健康診断の結果をチェックしてくれるものもあります」

病気やケガの前の段階からチェックしてくれるモノ。身近なテクノロジーの活用はわかりますが、では健康増進型の生命保険の活用とはどのように健康維持につながるのでしょうか。

健康診断結果から「健康年齢」や「疾病リスク」がわかる!?

現在、生命保険のトレンドの一つに「健康増進型保険」が挙げられてると言います。これは必要な保障を得るとともに、健康増進のためのサポートを受けられるというモノ。例えば、明治安田生命の健康増進型保険『ベストスタイル 健康キャッシュバック※1では、毎年の健康診断の結果を提出することで「MY健活レポート※2を受け取ることができます。

例えば「MY健活レポート」の「健診結果の推移」のページでは、健康診断結果の各健診項目毎の推移を最大10年分表示。まさに数値を点ではなく線で見ることができるのです。また、自分の客観的な健康状態を知るための機能があり、約100万人分の医療ビッグデータから、同性・同年代と比較した「同世代比較」や疾病リスクをシミュレーションした「疾病リスク予測」※3、「健康年齢(R)」※4など一歩踏み込んだ健康チェック機能をはたしてくれるのです。

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※画像はイメージです。

「MY健活レポート」では健康診断結果の推移を最大10年分表示します。

菅原「特定の誰かとの比較ではなく、ビッグデータを利用して、入院や生活習慣病のリスクを示してくれるのは、参考になります。自分の検査結果の推移も確認でき、目指す数値も見えてくるとなれば、健康増進のための〈転ばぬ先の杖〉と言えますね」

>>「MY健活レポート」の詳細を見る

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※画像はイメージです

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毎年健康診断結果を提出するとその結果に応じて毎年キャッシュバックが受け取れる

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※画像はイメージです

また『ベストスタイル 健康キャッシュバック』のもうひとつの大きな特徴は「健康サポート・キャッシュバック」です。毎年健康診断結果を提出すると、その結果に応じて毎年キャッシュバック。健康維持へのモチベーションアップにつながる仕組みも整っています。

菅原「生活習慣の改善に興味がなかった人が何かのキッカケで、積極的に取り組む。何人もそういう患者さんを見ています。そのキッカケは往々にして自分が得すると気づいた場合。キャッシュバックは実にわかりやすく、モチベーションアップにつながると思います」

提出された健康診断の結果に応じて、毎年キャッシュバックランク(3段階評価)を判定。最大で保険料の1ヵ月分相当が戻ってきます。※5また、診断結果によって保険料が増額することはありません。

自分の健康状態を「知り」、サポートを受けながら健康を「作り」、そしてキャッシュパック等でモチベーションを上げながら健康を「維持する」。健康について、おせっかいと思えるほどのサポートには、社会的な意義があると菅原さんは言います。

菅原「以前救急病棟に勤めていましたが、一命は取り留めても後遺症が出てしまったり自身の人生をまっとうできないという患者様を見てきました。そういう人たちを見て感じるのは、予防がいかに重要かということ。医療の役割は、手術や治療によって患者さんを救うだけでなく、予防の必要性を広く知らせていくことでもあると考えています」

万一の前段階から、日々の健康についてどれだけ考えさせてくれるか、健康増進型保険はそんな観点から選ぶのもいいのかもしれません。

>>健康をサポートする保険「ベストスタイル 健康キャッシュバック」とは

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※1「ベストスタイル 健康キャッシュバック」は「ベストスタイル」に「健康サポート・キャッシュバック特約」を付加した場合の販売名称です。

※2「MY健活レポート」は(株)JMDCが保有する健康診断結果等の医療ビッグデータを解析して統計的に算出した数値をご提供するサービスであり、お客さまご本人の個別の健康状態に対して、医師の医学的判断に基づく疾病の診断をするものではありません。

※3「疾病リスク予測」は、お客さまの健康診断結果データをもとに、(株)JMDCが保有する医療ビッグデータを解析して、「健康診断結果がお客さまと同じレベルの人」と「お客さまと同性・同年齢の平均」を比較した場合の入院や疾病の発生・罹患頻度等の相対的なリスクを統計的に算出したものです。お客さまの個別の健康状態に対して、医師の医学的診断に基づく疾病の診断をするものではありません。

※4「健康年齢(R)」は(株)JMDCの登録商標です。

※5「健康サポート・キャッシュバック」は、保険年度末までに当社が定める基準を満たす健康診断の結果をご提出いただいた場合、翌保険年度の年単位の契約応当日にお支払い(自動積立)します。
保険年度末におけるキャッシュバック金額計算の対象となる「対象特約」の合計保険料をもとに計算します。キャッシュバック金額はご提出いただく健康診断の結果により異なります。「対象特約」について詳しくは「保険設計書(契約概要)」をご確認ください。

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