1,000万円超の資金をしっかり増やせる!? オススメ預金運用法
せっかくの余裕資金も、終わりの見えない超低金利時代に預金で増やすのは難しいもの。かといって、リスク分散の観点から、ハイリスク・ハイリターンの商品ばかりを運用するのは避けたい。ではリスクが少なくしっかり増やすことはできないのか、オススメ預金運用方法を「株式・ファイナンシャルプランナー」ガイドの伊藤亮太さんにうかがいました!
提供:オーストラリア・ニュージーランド銀行
お話をうかがった方
ファイナンシャルプランナーとして、家計簿診断などのライフプランニング、資産運用、保険の見直しなどの相談を行う。執筆・講演も金融機関をはじめ多岐に渡る。
国内がダメなら、外資系の銀行に目を向けてみよう
本来、最も安全で確実な資産運用といえるのが円定期預金です。ただ、現在では、国内のメガバンクはもちろん、国内の地銀、信金、ネット銀行でもあまりに金利が低く、お金を預けておいても運用しているとはいえない状況が続いています。何かよい手立てはないのでしょうか。
伊藤さん(以下敬称略)「たとえば、国内系の銀行ではなく、日本国内に支店をもつ外資系の銀行で預金するのも選択肢のひとつです」
しかし、外資系と聞くとどうしてもハイリスク・ハイリターンのイメージがあります。また国内銀行に比べると、安心感に欠ける面もあるのではないでしょうか。
伊藤「日本人は、預金をする際、国内系の銀行に偏りすぎているきらいがありますので、リスク分散という観点では理にかなっています。国内の銀行とだけ取引をしていると、たとえば90年代後半のように日本経済に危機が訪れたとき、資産のすべてが危険にさらされる可能性があるのです。
その点、国内系の銀行と、海外に本拠地をおく外資系の銀行に預金を分散しておけば、資産全体がダメージを受けるリスクは減るでしょう。たしかに支店網が限られる、ATMがないなど不便な点もありますが、グローバル経済や為替の見方において、外資系は国内銀行とは異なる視点を提供してくれるという魅力もあります」
外資系の銀行で預金するなら、オーストラリア・ニュージーランド銀行がオススメ
一口に「外資系の銀行」といっても、世界各国のさまざまな銀行があります。日本で預金をするなら、大前提として日本に支店のある銀行に限られますが……オススメの銀行はどこでしょうか?
伊藤「今、オススメしたいのは、オーストラリア・ニュージーランド銀行です。オーストラリア・ニュージーランド銀行は、オーストラリア4大銀行の一角で、金融機関としての格付けはAA-(*1)。日本のメガバンクよりも格付けが高いんです。また、自己資本比率も10%以上、指標によっては20%を超えており、経営の健全度が世界の銀行のなかでもトップクラスである点も信頼できます」
さらにオーストラリア経済が安定して成長を続けているのも、安心を裏付けているとのこと。
伊藤「世界的な金融危機やアジアの通貨危機などが起きた際には、多くの国がマイナス成長に転じざるをえませんでした。オーストラリアは約30年間、毎年2~3%のプラス成長を続けています。世界有数の資源国であることが、オーストラリアが安定的な成長を続けられる理由のひとつでしょう」
実際、国別の信用格付けでも、オーストラリアはAAA(*1)と高い評価を得ていますし、ニュージーランドの格付けもAA+(*1)。国内系の銀行とは異なる魅力やメリットがありながら、日本の金融庁の監督下で営業しており、安心して利用できることも、オススメの点といえるでしょう。
*1 スタンダード・プアーズによる
驚きの年利1.1%! オーストラリア・ニュージーランド銀行のANZプラス〈円定期預金〉とは?
では、オーストラリア・ニュージーランド銀行の預金はどんなものがオススメなのでしょうか。
伊藤「オーストラリア・ニュージーランド銀行のANZプラス〈円定期預金〉です。なんと、年利が1.1%もつくんです」
ANZプラス〈円定期預金〉は、1,000万円~1億円までの預け入れを対象とした、年利1.1%の3カ月ものの円預金です。たとえば、1億円を預け入れた場合には約219,000円、1,000万円を預け入れた場合には約21,900円の利息を3カ月後の満期時に受け取れます。(*2)
1,000万円以上の余裕資金を安定運用、ANZプラス〈円定期預金〉>>
(*2)税引後0.876%にて試算
伊藤「3カ月限定とはいえ、国内系、外資系を問わず、年利1.1%の定期預金など、めったにお目にかかれません。しかも、外貨預金ではなく円預金なので、これまで外資系の銀行と取引がなかった方でも始めやすいのではないでしょうか。条件の合う方には、これだけのメリットをうまく活かしていただきたいですね。
ANZプラス〈円定期預金〉をはじめ、オーストラリア・ニュージーランド銀行の預金は預金保険の対象外となりますが、先ほど申し上げたように背景となる国、銀行そのものの健全度・信用度の高さから、安心して取引ができるでしょう」
ところで、このANZプラス〈円定期預金〉、3カ月の満期を過ぎたら、どうすればよいのでしょうか?
伊藤「満期後の継続は、3カ月ものの通常金利が現時点では0.05%が適用されます。この金利でも国内系の銀行の金利に比べれば十分に高いので、資産のリスク分散の観点から、そのまま預けておくのもよいでしょう。もし、より高い金利を狙いたいのなら、ANZプラス〈円定期預金〉の一部を外貨預金や仕組み預金に預け替えするのもひとつの方法です」
専門特化でユニークな存在のオーストラリア・ニュージーランド銀行
実は、オーストラリア・ニュージーランド銀行では、円定期預金の金利が高いばかりでなく、外貨定期預金の金利も魅力です。
ANZプラス<外貨定期預金>の年利は、豪ドル、NZドル、米ドルの1カ月ものが年利5%、1年ものが年利2%です。他行からの外貨預け替えも対象となる好条件です。円からお預け入れの場合は為替手数料も勘案が必要ですが、このように、外貨預金や仕組み預金が充実しているのも、オーストラリア・ニュージーランド銀行ならではの特長といえるでしょう。
外貨を利用したサービスでほかの銀行に差をつけられるのは、グローバル経済・為替(特にオセアニア)に関して、国内のどの銀行にも負けない情報量、専門性をもっているから。それに加え、専任担当者が配置されていることが、オーストラリア・ニュージーランド銀行の強みをさらに際立たせています。
伊藤「国内の大手銀行はあらゆる金融商品を扱っていますが、商品数が多いため、専門性は薄まりがち。一方、オーストラリア・ニュージーランド銀行では、グローバル経済や為替に精通した専任担当者が個別に親身で細やかなアドバイスをくれるので、利用者にとっては心強く、また実際に資産運用の面からもメリットが得やすいはずです。個人的には、投資信託の新規販売業務などを行わず、預金商品に集中しているのも、専門性を感じられ好感がもてますね」
オーストラリア・ニュージーランド銀行が日本に拠点をおいて50年も業務を続けているのは、これまでに多くの人々に信頼され、十分な実績を積み上げてきたからにほかなりません。まずは円定期預金をきっかけに、その魅力とメリットをご自身で確かめてみてはいかがでしょうか。