スマホ時代の子育てのあり方とは? 王道カードバトルで親子コミュニケーションも安泰?

「うちの子にはまだ早いと思っていたけど、最近スマホに興味を持ってしまった……」。「子どもがタブレットでゲームばかりやっているけど大丈夫かな……」。小・中学生のお子さんを持つ親にとって、我が子にスマホやタブレットを使わせるかどうかは、大きな悩みどころ。さまざまな情報の良し悪しが判断できるようになるまで我慢させた方がよいのか。それとも、早くから慣れさせた方がよいのか。そこで今回は、All Aboutのデジタル系ガイドで、3児の父でもある「家電パパ」ことコヤマタカヒロさんとともに、スマホ時代の子育てについて考えてみましょう。

提供:株式会社Cygames

お話をうかがった方

コヤマタカヒロ

パソコンガイド:コヤマタカヒロ

キッチン家電を愛するPC&デジタル家電ライター。日経トレンディ、マイナビ、東洋経済オンライン、モノマガジン、MonoMax、デジモノステーションやWebサイトなどで執筆。3児の父。All Aboutガイド。企業のアドバイザーや家電コーディネートなども行う。

スマホを介した親子のつながりが、デジタル時代の子育て

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「子どもの頃にゲームで遊んでいた世代」だからこそ、できる親子のつながり

年々普及率が増え、いまやビジネスやプライベートで欠かせないツールになっているスマートフォン。いつでもどこでもタイムリーな情報を得ることができ、ヒマなときはゲームなどで時間つぶしもできる便利なツールです。ただ、スマホを使うのが自分ではなく我が子になったとき、話が変わる方もいらっしゃるのではないでしょうか。All Aboutガイドのコヤマタカヒロさんも、3人のお子さんにスマホを使わせるか、とても悩んだそうです。

コヤマさん(以下敬称略):「周りのお父さんに相談したのですが、意見は真っ二つでした。我慢させるか、使わせるか、それぞれの理由も納得できるもので非常に悩んだのですが、ある先輩から『デジタルに詳しいコヤマくんなら上手く付き合っていけるでしょう』と言われたのです。自分のデジタルの知識を規制ではなく生かす方に使う。そう考え、子どもたちにタブレットを使わせることにしました」

子どもに使わせるにあたってコヤマさんが行ったのは、きちんとルールをつくること。例えば、タブレットは1日1時間、家庭用ゲーム機はお父さんと一緒になど約束し、それ以外は我慢させる。また、やってはいけないことをいくつか決め、あとは自由に使わせているそうです。

コヤマ:「子どもでも、ちゃんと説明すれば、しっかり約束してくれます。それに、この先デジタルを使わない時代が来るとは到底思えず、それなら頭ごなしにダメというのではなく、親が使い方を教えてあげることが大切だと思うんです。昔、親父にキャッチボールを教えてもらったように、子どもにスマホの使い方を教えてあげる。子どもの頃にゲームで遊んでいた今の親世代だからこそ、そうした親子のつながりがあってもいいと思います」

ゲームを通じて、現実世界に生きる“学び”が得られる

子どもにスマホの使用を許したものの、「ゲームばかりするようになったらどうしよう……」という不安を抱くのは、仕方ないことかもしれません。しかし、子どもの頃にゲームをしていた人ならわかると思いますが、ゲームにもたくさんのメリットがあります。

コヤマ:「ゲームのよいところは、現実世界より容易に“成功体験”が味わえること。日常の中で成功体験を得るのは大変ですが、ゲームの中には、相手に勝利するというものから、壮大な冒険を成し遂げるといったものまで、さまざまな成功体験が用意されています。そして、そこから現実世界に役立つ学びを得ることもできるのです。時間をかけ、苦労を重ねてやっとの思いでクリアしたときの達成感。そうしたゲームでの成功体験は、何年経っても消えない大切な記憶になります」

ゲームの中には、現実世界で生きる“学び”が隠されている。さらにコヤマさんは、ゲームでは成功体験ばかりでなく、“壁にぶつかること”もリスクなく学ぶことができると語ります。現実世界では、いろいろと壁にぶつかることがありますが、それを経験すると少なからずダメージを受けてしまいます。けれど、ゲームの中なら決して大きなダメージにはならず、強すぎる相手にやられたり、どうしてもクリアできないところがあったり、そうした壁にぶつかることへの耐性が現実世界でも生きてくるのです。

今、スマホゲームには多様な種類がありますが、その中には「成功体験」や「壁にぶつかる経験」以外にも、さまざまなことが学べるものがあります。例えば、Cygamesの「Shadowverse(シャドウバース)」は、対戦型カードバトルがオンラインで遊べるゲームですが、バトルに勝つには戦略性が求められ、ゲームを進めるうちに自然と論理的思考が養えます。さまざまなスマホゲームをやっていたコヤマさんの目には、このゲームはどう映ったのでしょうか?

コヤマ:「スマホゲームの中にはルールが難しすぎて、その世界観の中に入り込めないものもあるのですが、『Shadowverse(シャドウバース)』はチュートリアルが充実していて、またカードの効果も自動で反映されるため、比較的すんなりと入れました。また、初めはなんとなく進めているものの、バトルを重ねるうちにだんだんとロジックで考えるようになり、そうしたカードゲームの面白さがしっかりと味わえますね」

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今年6月で1周年を迎える「Shadowverse(シャドウバース)」は、900万ダウンロードを突破した大人気カードバトル(2017年6月現在)

親子で一緒に考えながら、カードゲームを楽しむ!

「Shadowverse(シャドウバース)」の基本的なルールは、以下の通り。

まず、プレーヤーは分身となる7人のリーダーから1人を選び、40枚からなるデッキを構築します。「エルフ」や「ウィッチ」「ドラゴン」など、リーダーのクラスによってデッキに使用できるカードが違い、それぞれ得意な戦術も異なります。そして、別のユーザーと1対1で対戦するバトルでは、交互に自分のデッキからカードを引いてゲームを進め、最終的に対戦相手の体力を0にしたら勝利となります。

コヤマ:「私はまだ始めたばかりですが、それぞれのカードの組み合わせや、どういう順番で出せばよいかなど、やり込めばやり込むだけ戦略を考える楽しさが大きくなりそうです。それにアクションゲームではなく、じっくりと考えられるので、子どもと一緒に相談しながらプレイしても楽しいかもしれません」

手持ちのカードからどれを選んで攻撃するのかを子どもに考えさせる。そして、その理由まで聞くことで、自然と論理的思考が学べるのです。また、コヤマさんは、このゲームの面白さは、運要素を多分に含んでいるところにあると言います。デッキからどんなカードを引くのかは運次第。だからこそ、勝つか負けるかわからないワクワク感が保たれ、強い相手に勝てるといった番狂わせも、このゲームの魅力になっています。

コヤマ:「運よく強いカードが揃い、しかも戦術がハマって勝てたときは最高に気持ちいいですよね。もちろん、運が悪くてボロ負けするときもありますが……。だから、このゲームも、運よく快勝したときの“成功体験”やボロ負けしたときの“壁にぶつかる経験”が味わえるゲームといえます」

かつて、お正月やお盆には親戚中が集まり、みんなでトランプやカルタをして遊んでいました。デジタル時代になった今は、トランプの代わりにスマホのカードゲームで遊ぶのかもしれません。ただ、たとえ遊び道具が変わったとしても、ゲームを通じて家族みんなで楽しんだという記憶に違いはありません。ゲームでの成功体験の記憶が消えないように、ゲームで味わった楽しい家族との記憶も、きっと忘れることはないでしょう。

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700種類以上のカードから、戦術にあったデッキを作るのがShadowverse(シャドウバース)の醍醐味

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カードの「進化」のタイミングが勝敗を左右します


親子で論理的思考を学べる 「Shadowverse (シャドウバース)」

スマホで本格的なカードバトルが楽しめる「Shadowverse(シャドウバース)」。基本的なルールはシンプルなものの、それぞれのカードの特性やデッキの構築など、深く考えれば考えるほど、その楽しみが広がります。子どもと一緒に遊びながら論理的思考を学んだり、一人でゲームの世界に没入したり、その楽しみ方もさまざま。子どもの頃はゲームで遊んでいたのに、大人になってから遊ばなくなってしまった方も、「Shadowverse(シャドウバース)」をプレイして、久しぶりにゲームの世界にどっぷりハマってみてはいかがでしょうか?

※「Shadowverse(シャドウバース)」はリアルの大会も開催しています。詳しくはこちら

Shadowverse(シャドウバース)


Shadowverse(シャドウバース)



名称:Shadowverse(シャドウバース) ジャンル:本格カードバトル 価格:基本無料(アイテム課金制)
【iOS版】必須環境:iOS 8.0以降【GooglePlay版】必須環境:Android 4.1以降