結婚15年目、夫の余計な一言でキレないためのセルフコントロール術

最近よくイライラすることが増えたという方、それはもしかしたら更年期のせいなのかも。「夫婦関係」ガイドの二松さんに、夫婦で上手にこの時期を乗り切る方法を伺いました。

提供:小林製薬株式会社

お話をうかがった方

二松 まゆみ

All About「夫婦関係」ガイド:二松 まゆみ

会員1万3000人を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」を運営し、夫婦仲の改善、セックスレス対処法ED予防法を真剣に考える夫婦仲コメンテーター。的確なアドバイスにファンが多く、マスコミ取材や著書の執筆、講演多数。

夫の何気ない一言にイラッ! 以前はこんなことなかったのに…

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朝食を片付けたと思ったら、「昼はうどんでもいいぞ〜」とリビングから声。

たまの休日、夫のこんな一言に、思わずイラッとくる妻は少なくないのではないでしょうか。新婚の頃なら、「私の料理が楽しみなのね」と思えたかもしれませんが、結婚して15年も経つと「自分ばっかりごろごろして! 私にもゆっくりテレビを見る暇くらいくれたっていいじゃない!」と思いたくもなります。

「夫婦関係」ガイドの二松さんは、「40代~50過ぎぐらいの夫婦の喧嘩の大半は、家事や身の回りのことなどささいなこと」だと言います。

二松さん(以下敬称略)「自分のことは自分でやるという夫は、その年代には少ないのです。結婚後15年くらいというと、妻はちょうど更年期にさしかかる時期。調子が悪いのに、若い時と同じように動けるものと思って“従来のテイクケア”を求めてくる夫にイライラして、つい喧嘩に…というケースがとても多いのです」

原因は更年期への理解不足!? 女性にも要因が…

二松さんは、こうした喧嘩の原因を「夫婦ともに、更年期への正しい理解が不足しているのでは?」と分析します。

そもそも、更年期とは閉経を挟んだ前後約10年間のことを指します。この時期、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の分泌量が急激に減少することで、自律神経の働きにさまざまな影響が出てしまうのです。その結果、ささいなことでイライラしたり、発汗やほてり、疲れやすいといった不調を感じる人が少なくありません。

二松「特に更年期の初期の女性は、なんとなく体調が悪いと思っても、それを“更年期によるホルモンバランスの崩れのため”だと気づかずに、加齢による体力の低下だと考えがちです。少し休めば回復すると考えてその時間をとりたいのに、“仕事を増やしてばかりで休息の時間を奪う”夫の言動に、イライラしてしまうのです」

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40代になり、更年期を自覚する場合が多いよう。 小林製薬調べ、2013年9月

なかには、自分が更年期であることを認められないケースもあるとのこと。

二松「昔と同じように頑張れると思っているのに、実際はそうできない不甲斐ない自分に腹が立つ。そこでつい、夫にあたってしまうという人もいます」

また、夫側にも問題があると言います。

二松「毎日一緒にいるのに、妻の変化に気づかない。たとえば、だるそう、眠そう、動きが緩慢、表情がうつろ、笑顔が少なくなった、やたら薬やサプリを飲んでいる、ご飯を買ってきてと言うことが多くなった、おしゃれをしなくなった、白髪が増えた……など、熱心に観察すれば、あれ?いつもと違う、ということはわかるはずです。それができずに、いや、しようともせずに、若い頃と同じアクティブな動きを求めても、妻にとっては負担が増えるばかりです」

ツラい状態を伝えるだけでも関係性はスムーズに

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ただし、お互いを責めてばかりいても、問題は解決しません。更年期は、程度の差こそあれ、女性の誰もが経験すること。夫婦で話し合って妻の状況を理解することで、“夫の一言にイラッ!”や、その後に続く喧嘩はずいぶん減るはずです。

二松「妻は夫に、体調が悪い事、若い時とくらべてそこまで頑張れないことを説明してみてください。男性は女性の更年期の体調変化について知識がないことが多く、“言ってくれないとよくわからない”のが本当のところなのです。

さらに、助けが欲しいときには積極的にお願いしましょう。更年期で悩んでいる職場の女性について “もっと頼ってほしい”、“できれば助けになりたい”と思っている男性は意外に多いという調査データがありますが、これは家庭でも同じことでしょう。お願いごとはなるべく具体的にすれば、家事に不慣れな男性でもがんばってくれます」

更年期は夫婦2人の問題。女性だけの対応では解決は難しいものです。

二松「時々、わたしさえ我慢すればと、気持ちを溜め込んでしまう人がいます。たしかに、その場はおさまるかもしれませんが、そうした気持ちを長い間溜め込んでしまうと、“夫のことがキライでたまらない”と修復がきかないところまでいってしまいかねません。それに、つねに不満を抱えている状態では、顔つきがこわばり、早くおばさん顔になってゆきますよ!

また普段から、自分自身のスタンダードな状態を意識しておくことも大切ですね。そうでなくなったときに、“あ、最近元気がないな。イライラするし”などと気が付ければ、薬を飲んだり、栄養状態に気を付けるなど、すばやく対処することができますから」

ずっと続くわけではない更年期の不調。どんな症状も、いつかは必ず落ち着きます。とはいえ、ただじっと我慢してその時期をやり過ごすと言うのももったいない話です。更年期だって自分らしく過ごすために、夫と医薬品の助けを上手に借りてみてはいかがでしょうか?

医薬品の力を少しだけ借りて、夫婦円満を目指そう

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生薬の力で女性の悩みをサポート

例えば、小林製薬の「女性保健薬 命の母A」は、100年以上にわたって更年期の女性の味方として頼られている医薬品でありながら、薬局や薬店で気軽に手にできる医薬品です。

漢方医学の視点から考えられた13種の生薬と、女性が不足しがちなビタミン類をしっかり配合。錠剤タイプなので飲みやすく、毎日の生活のなかで穏やかに更年期の不調の改善をめざすことができます。

更年期の影響は人それぞれで、ほとんど不調を感じない人もいれば、ドンヨリと身体が重くなり、何もする気が起こらなくなる人もいます。また、症状もさまざまで、同じ症状でも日によって出方やつらさが違うこともよくありますが、「女性保健薬 命の母A」は、一つひとつの症状に対処するのではなく、女性の体そのものにフォーカスしています。そのため、母親が娘に、歳の離れた友人から、と口コミで勧められることも多いのです。身近な人からのアドバイスなら、より信頼もおけるというものです。