家電とごはん、ふたりのガイドも納得!
今までで一番おいしい、最新『極め羽釜』

よりおいしいごはんを追求し、毎年改良を重ねる『南部鉄器 極め羽釜』が、今年もリニューアル! 登場以来、初めて内釜の形状を変化させるなど、さらなる工夫で今まで以上のおいしさを実現したのだとか。
そんな最新モデルの実力を、All About『家電』ガイドの戸井田さんと、おいしいごはんの専門家でもある『シンプル和食レシピ』ガイドの冨田さん、そして開発を担当した象印の後藤さんが語ります。

提供:象印マホービン株式会社

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試食で実感! ガイドがプライベートでも愛用する理由

炊き上がりを見て、期待に胸をふくらませる戸井田さんと冨田さん。
冨田さん「おお、ちゃんとカニ穴ができてる!」
戸井田さん「穴、大きいですね〜。それに香りもいい」

『南部鉄器 極め羽釜』で炊き上がったばかりのごはん。一粒一粒が立ち、大きなカニ穴ができた状態に、両ガイドも感嘆の声を挙げていました。

象印の『極め羽釜』が登場したのは、2010年のこと。以来、戸井田さんは毎年使い続けており、ご家族にも好評なのだそうです。

戸井田さん「気に入っている理由は、やはりおいしいから。もちろん好みは人それぞれですが、味はもちろん、もちもち感とやわらかさ・固さのバランスもとてもいいと思います。仕事柄、わが家には炊飯ジャーが4台くらいあるんですが、うちの息子は“今日は象印で!”と指定する日があるくらい、気に入っていますね(笑)」

冨田さん「うちの小学3年生の娘も、ごはんが大好きで、毎日必ず“炊き上がったばかりのごはん?”って聞いてきます(笑)。おいしいごはんをごちそうだと思っているんですね。わが家では炊飯ジャーのほか、南部鉄器の炊飯鍋や土鍋で炊くことも多いんですが、この『南部鉄器 極め羽釜』は以前、試食したときにとてもおいしかったので、最新モデルを試せるのはすごく楽しみです」

そんな期待にお応えして、最新の『南部鉄器 極め羽釜』で炊いたごはんを早速、おふたりに食べてもらいましょう。炊き上がってふたを開けると、辺りに漂うのはおいしそうなごはんの香り。一粒一粒が立ち上がり、上手に炊けた印の“カニ穴”もできています。

冨田さん「ごはんの粒が大きく見えますね。食べてみると、もちもちしていて粘りがしっかりあります。しっかりとした甘みと旨味が口の中に広がって、すごくおいしい」

戸井田さん「箸にくっつくほど粘りがあるから、お団子みたいになると思わせて、実際は口の中でパッとほぐれますね。見た目より粒感があって、一粒ごとに存在が感じられます。私は毎年“おいしくなった”って言っていますが、今年の進化度合いは今まで以上。ここまでがんばらなくても、って思っちゃうくらいです(笑)」

匠の技術が生きる『南部鉄器 極め羽釜』 >>

ふっくら大粒のごはんは、つやつやしていかにもおいしそう! この炊き上がったばかりのごはんに続き、おふたりには少し冷ましたものも試食してもらいました。
戸井田さん「冷めてもみずみずしさがありますよね」
冨田さん「冷めたごはんは味が広がりにくかったりしますが、これは本当においしいです」


最新『極め羽釜』がごはんをおいしく炊き上げるポイントは?

愛用者である戸井田さんに、今までで一番おいしいとまで言わせた今年の『南部鉄器 極め羽釜』。一体、何が進化したことで、この味が実現したのでしょうか? 象印マホービン株式会社 第一事業部で商品企画に携わる後藤 譲さんと、戸井田さんのおふたりに、そのポイントを語ってもらいました。

後藤さん「目に見える変更点から言うと、まずは内釜の形状。本体にある“かまどヒーター”からの熱を受ける羽を大きく伸ばしたことで、本体との間にできる空気断熱層を広げ、側面の熱ムラをより抑えました。さらに底の形状も変更し、炊飯時により激しい対流が起こるようにしています」

均一加熱を目指した大きな羽

本体の“かまどヒーター”に接した大きな羽が、広い空気断熱層を生み出します。
戸井田さん「空間をつくって熱を閉じ込める空気断熱層の技術は、象印ならでは。この空間を広げたことで熱が回りやすくなり、熱ムラが抑えられるんですね」

戸井田さん「この内釜は発売当初から、激しい対流を促すために広くて浅い形状でしたよね。蓄熱性が高く、IH加熱と相性のいい南部鉄器を採用しているのも大火力のためでしたが、そこからさらに進化したのはビックリ。これまでずっと“内釜の形は変えません”って仰っていたから、裏切られた気持ちです(笑)。でも、こんなにおいしくなるんなら大歓迎ですね」

後藤さん「ありがとうございます(笑)。味については、炊飯フローを変えたことも大きく影響していますね。今回、採用したのは“プレミアム対流”という大火力・高圧力炊飯。“中パッパ”の工程で最大電力約1450Wまで火力を上げ、炊き上がる前に1.5気圧をかけることで、お米の甘み成分を引き出し、最後に染み込ませる炊き方です。これによって甘みが強まり、よりふっくら炊き上げることができました」

複雑な対流を起こす釜底形状

広くて浅い内釜は、釜全体に効率よく熱が伝わる形状。重さが分散されるため、ごはんがつぶれにくいというメリットもあります。
後藤さん「今年の内釜は羽を大きくしたほか、底部分は中央を平らにし、その外側を斜めになるよう角度を付けました。こうすると、炊飯時に2方向から対流が起きてぶつかり合うので、お米を大きくかき混ぜることができるんです」

大火力と高圧力で炊き上げる“プレミアム対流”

お米の甘みを引き出し、染み込ませる秘密を解説した動画。この激しい対流を目にすれば、きっとあなたも驚くはずです。

戸井田さん「どうやって、その炊き方にたどり着いたんですか?」

後藤さん「とにかく、もっとおいしいごはんを求めた結果ですね。今までの『南部鉄器 極め羽釜』よりおいしいごはんを炊くため、さまざまな調味料や炊飯用添加剤を追加して味の検証を重ねたところ、おいしく感じるには甘みと弾力が必要だとわかったんです。それらを最も引き出す炊飯フローを探し、ひとつずつ試していきました」

戸井田さん「気が遠くなりそうな作業ですね。でもこの炊飯器が発売されたら、研究して追随する炊飯ジャーが来年、出てきたりして。そうしたらどうします?」

後藤さん「う〜ん……。また来年までに、がんばってもっとおいしくするしかないですね(笑)」

保温したごはんもパサつきません! >>

羽を大きく伸ばし、釜底も変更となった内釜。もっとおいしいごはんを炊くために、新たなフォルムへと生まれ変わりました。


味も使い勝手も進化した最新モデル、ガイドふたりはどう見る?

ふたに備えられたボタンを軽く押すだけの“スマートクローズ”は、ユーザーの「閉まりにくい」という声に応えて採用された機能。
戸井田さん「しゃもじを持ちながらでも閉められます。炊飯ジャーをスライド式の棚に置いていると、あまり力を入れるのも怖いですが、これなら安心」

炊飯後に洗うパーツは、内ぶた、うるおい二重内ぶた、内釜の3点のみ。従来の半分の量と聞くと、その手軽さも想像がつくはず。

南部鉄器 極め羽釜』が進化したのは、おいしさだけじゃありません。後藤さんによると、さらに使い勝手をよくするために、さまざまな新機能を搭載したのだとか。それを聞いた戸井田さん、冨田さんの感想は? まずはボタンを押すと自動でふたが閉まる、業界初(※)の“スマートクローズ”機能から聞いてみましょう。

戸井田さん「圧力タイプの炊飯ジャーは気密性が高いので、ふたが閉まりにくいもの。でも、これはボタンを押すだけだから、小指でも閉められます。年配の方にもおすすめですね」

冨田さん「うん、すごくいい機能。後藤さんも仰っていましたが、これからのスタンダードになって欲しいですね。蒸気口セットがなくなり、洗うパーツが減った“お手入れ簡単モデル”というのも、気に入る人は多そう」

戸井田さん「最近の炊飯ジャーのトレンドですが、最大1450Wもの高火力を使いながら、蒸気口セット不要の構造としているのはスゴイ。あと、“高圧力 お弁当メニュー”も追加されていますね。高圧力1.5気圧を活用することで、冷めても固くなりにくいごはんが炊けるとか」

後藤さん「ええ。炊飯中、“中パッパ”の後半で1.5気圧をかけ、お米の中に水分を染み込ませて、α化を促進させるんです。こうして炊いたごはんは冷めても固くなりにくいので、お弁当にもってこい。この1.5気圧は“玄米”メニューにも使っていて、やわらかくてもっちりとした玄米ごはんを炊くこともできますよ」

冨田さん「“お弁当メニュー”は、ごはんのみずみずしさが残せるんですね。基本的に、お弁当はある程度の時間が経ってから食べるので、ごはんの水分も抜けがちですが、これならおいしくいただけそうです」

戸井田さん「こうした面を見ても、今年のモデルは本当に進化しています。特に味。今まででも十分おいしかったのに、『南部鉄器 極め羽釜』はまだまだ上を目指していくんですね。白いごはんにこだわる人はもちろん、食欲旺盛なお子さんがいるご家庭にもおすすめです」

冨田さん「以前のモデルで炊飯したことがありますが、羽が大きくなったことで、内釜が扱いやすくなりました。後藤さんによると、狙ってはいなかったそうですが(笑)。炊き上がったごはんは本当においしくて、ごはん大好きな娘にも食べさせてあげたいと思いましたね。この炊飯ジャーがあれば、わが家の南部鉄器の炊飯鍋や土鍋の出番もなくなりそうです」

※平成28年7月28日報道による。

独自の炊飯メニューも豊富に用意 >>


日々の食事がもっと楽しみになる『極め羽釜』シリーズ

こだわりの内釜をさらに進化させ、よりおいしいごはんの領域へたどりついた炊飯ジャー、それが『南部鉄器 極め羽釜』です。その味と使い勝手には、家電のプロもごはんのプロも絶賛。試食用に炊いたごはんも、撮影終盤にはすっかりなくなるほど気に入ったようです。

この『極め羽釜』シリーズには、『南部鉄器 極め羽釜』の弟分となる『鉄器コート 極め羽釜』もラインナップ。内釜の形状や“プレミアム対流”などの新機能はそのままに、鉄のコーティングを施した内釜を採用するモデルです。

デビュー7年目ながら、毎年、進化を続ける『極め羽釜』シリーズ。この炊飯ジャーがあれば、毎日のごはんがますます楽しみになることうけあいです。

『南部鉄器 極め羽釜』公式サイト >>

今回お話をうかがった方

戸井田 園子

All About『家電』ガイド:戸井田 園子

大手プレハブメーカーにて性能・デザイン・価格などを総合的に比較する技術を身につけた後、フリーに。現在は、消費者目線で家電を調査・研究し、各メディアで発信中。その豊かな見識は、業界やユーザーからの信頼も厚い。

冨田 ただすけ

All About『シンプル和食レシピ』ガイド:冨田 ただすけ

体にしみ込むようなおいしさや、素朴だけど記憶に残る、そんなごはんを広めたいと思い、食品メーカー開発職、日本料理屋での修行を経て料理研究家に。和食レシピサイト『白ごはん.com』運営。『しあわせの白ごはん』など著書多数。

もっとおいしいごはんが食べたいと思ったら…

いつものお米でも、炊く直前に精米し、きちんと洗って、よい水で炊けば格段においしくなります。そんな下準備を手軽にこなせるのが、ここでご紹介する3点。おいしいごはんを求め続ける象印が開発した、おいしいごはんを炊くためのアイテムです。
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