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学術的な視点で障害児の保育・教育を考える専門家
大学教員。博士(社会福祉学)。鶴見大学短期大学部保育科准教授。障害児、被災地の子ども支援が主なテーマ。相模原市医療的ケア児連絡協議会委員長。日本人間関係学会第4回大会最優秀発表賞受賞(研究部門)。 東京2020オリパラ公式文化プログラムMAZEKOZEアイランドツアープロダクションマネージャーを担当。
私は鶴見大学短期大学部保育科の教員で、特別支援保育を専門としています。「すべての子どもが保育・教育を受けることができる社会をつくる」をモットーに、障害のある子どもを含め、すべての子どもがそれぞれの能力と可能性を最大限に発揮できる環境を整えることに注力しています。障害のある子どもだけでなく、すべての子どもたちの無限の可能性を信じ、教育や保育の場で各自がその能力を最大限に発揮できるよう努力しています。 インクルーシブ教育は小学校から行うのでは遅いと考えています。家庭からはじめて大きな社会へと出る機会が保育所・幼稚園であり、その多様な環境は社会経験が豊かとなり子どもたちの成長に良い影響を与えるとされています。一番苦しい立場にある子どもたちが教育、保健、雇用を享受できる環境を目指し、平和と公平が確保された持続可能な社会の実現を目指しています。 また、保育者としてだけでなく、人としても子どもたちやその家族との信頼関係を築くことを重視しています。これにより、彼らが直面する心理的、社会的な問題に対して効果的な支援ができると考えています。私の目標は、障害の有無にかかわらず、すべての子どもたちが自己実現を果たせる社会を実現することです。これは、彼らにとって真に豊かで包摂的な社会であるという信念にもとづいています。そのため、日々の教育・保育活動に情熱を持って取り組んでいます。
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