情報管理センターで不正利用を取り締まっている
会員をカード犯罪から守ってくれる「WingOMCオフィス」! |
信用管理センターには昼夜を問わず会員からのオーソリゼーション(承認)情報が入ってきます。その確認とともに、会員や加盟店の不正な取り引きを監視しているのです。
「グリフォン・セキュリティ・マネージャー」と「ホークス・ストア・マネージャー」の二段構えで対応
センターの広いオフィスにはパソコン端末が並びその前でスタッフ(自称・カードGメン)たちが、画面を睨みながら異常を監視しています。ここが犯罪者との戦いのホットな現場です。端末には、「グリフォン・セキュリティ・マネージャー」という会員監視のシステムと「ホークス・ストア・マネージャー」という加盟店監視のシステムの二つが組み込まれていて、常時会員と加盟店での取り引きを画面上でチェックできるようになっています。スコアリングによるチェックでまず検知する
ひとつの端末で二つのシステムを稼働させて効率をあげている! |
「異常」を判定する物差しとして使われるのがスコアで、カードが利用されるたびに1点から999点の点数がつきます。点数が低ければ問題ありませんが、高くなると不正利用の疑いが濃くなります。とくに850点以上がつけば「要確認」取り引きとしてチェックが必要になります。
「ルール」で怪しい取り引きをさらに追い詰める
さらに完璧を期するために、ルールによる「チェック」も行われています。ルールというのは、不正利用を見破るために特別に設定された条件のことです。犯罪者は偽造カードを早く使い切ってしまいたいと考えていますから、どうしても高額の買い物をしがちです。そこで、例えば、「高額商品を立て続けに買い物をする人」に網をかけるようにルールを設定します。紛失・盗難カードや偽造カード、それぞれ特有の不正手口やパターンを設定しておくことにより、犯人をどんどんと追い詰めていくことができます。その結果として、犯罪を未然に防ぐことができるのです。これらのルールを「グリフォン・セキュリティ・マネージャー」では無限に設定することができて、しかも、リアルタイムに反応しますから、素早い対応が可能で犯人たちを追い詰めるのに役立っています。
経験とカンで犯人を捕らえるスーパーバイザー
このルールを設定するのが、スーパーバイザーというカード会社の守護神たち(女性も何人かいます)で、モニタリングで培った経験とカンで、毎日のようにルールをつくり古いものを新しいものに変えています。というのも、犯罪者たちもこのシステムをよく研究しており、ルールの裏をついてくるからです。それに対抗するためにも、さらに裏をかく必要があるのです。「ルール」を日々更新して60%も被害を減らした
とくに最近は、被害が多発する地域にあわせてルールを毎日変えているといいます。埼玉で大暴れしていたカード犯罪団が大挙して九州に移り、そちらで買い回りをはじめたという情報が入った時には、至急ルールを書き換えて九州地区での高額利用をチェックするようにしたといいます。その結果、かなりの確率で不正利用を検知し防御することができました。こうした努力の結果、オーエムシーカードの不正利用による被害は一昨年に比べると60%減少しました。私たちのクレジットカードは、これらGメンを始めとする多くのスタッフの努力によって支えられているということが「WingOMCオフィス」を訪ねて、はっきりわかりました。
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