2002年4月1日、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の3行は分割・合併し、「みずほ銀行」、「みずほコーポレート銀行」となりました。持株会社「みずほフィナンシャルグループ」の下に、個人・中小企業等向け取引を中心とする「みずほ銀行」と大企業・金融法人等向け取引を中心とする「みずほコーポレート銀行」が誕生し、「みずほフィナンシャルグループ」の経営統合が完了。
「みずほフィナンシャルグループ」に先立ち、2002年3月には、あさひ銀行が「大和銀ホールディングス」と経営統合し、「大和銀ホールディングス」の子会社となっています(これに伴ない東京証券取引所・大阪証券取引所に上場されていたあさひ銀行の株式は上場廃止)。
「大和銀ホールディングス」は来年3月、傘下の大和銀行とあさひ銀行の統合・再編を予定。またグループの名称を「りそな(ラテン語で「共鳴する」/「理想的な」を意味する造語)」に改称し、「大和銀ホールディングス」は10月に「りそなホールディングス」となる模様。
「みずほフィナンシャルグループ」の経営統合完了をもって、金融業界は、三菱東京フィナンシャル・グループ(東京三菱銀行等)、三井住友銀行、みずほファイナンシャルグループ(みずほ銀行等)、 UFJホールディングス(UFJ銀行等)、 大和銀ホールディングス(大和銀行、あさひ銀行等)の5大金融グループに再編されました。今後は、大和銀ホールディングスの統合・再編が大きな変化といったところでしょうか?