美意識が高い韓国

若者であふれる明洞(ミョンドン) 美容整形を行なう医院は繁華街に集中している
皆さんは、美容整形についてどんなイメージを持っていますか? 日本では、外見に関する話題や指摘はデリケートな部分があり、美容整形も「費用が高い」、「病院の敷居が高い」という感がありませんか? 就職や結婚などに外見が重視されることがある韓国では、女性の美に対する意識や関心が高いため、美容整形の話題も友人同士で普通に交わされます。整形手術を勧めたり、評判の良い病院を紹介し合うなんてこともあるとか。美容整形手術を行なう医院は一般的に「整形外科」と呼ばれていますが、整形外科が繁忙期を迎えるのは、卒業、入学、就職シーズンの2~3月と夏休み期間の7~8月。新しいスタートを迎えるに当たって、整形でイメージチェンジをしたいと望む人が多いようです。

ソウルの明洞(ミョンドン)、江南(カンナム)、大学が集中する新村(シンチョン)など繁華街は、整形外科の看板を掲げる医院の多い激戦区です。最近では、日本語対応が可能な医院や、設備を充実させるなどサービス向上に努める医院が増えてきています。今回は、そんな韓国の美容整形についてお届けします。

安易に手術を決めてしまう前に……

一般的に、韓国の美容整形費用は日本での手術費用と比較して安い割りに技術も高いと言われています。しかし、美容整形手術も立派な医療行為。トラブルに遭遇しないためにも、安易に美容整形手術を決めてしまう前に、韓国での手術費用の目安、メリットとデメリットなどについてご紹介したいと思います。

【手術費用の目安】(ソウルB整形外科の場合)
  • 二重まぶた(メスによる切開なし)……80,000~120,000円

  • スキンケア(しみ、にきび、そばかすなど)……50,000~100,000円

  • しわとり(目じり)……45,000~60,000円

  • ※手術費用には、診察費、カウンセリング料、薬代、麻酔料、税金等含

    これらは、整形外科が取り扱う手術のほんの一部の内容ですが、「プチ整形」と言われる、メスを使わない二重まぶたの手術や、スキンケアなどが人気です。日本では手術費用には、カウンセリング料金や薬代などが含まれていない場合が多いですが、韓国の場合、手術費用に全てが含まれていることを考えると日本より割安感があるといえるでしょう。しかし、医院によっては、立地や設備によって費用が平均よりも高めの場合もあります。

    【韓国での美容整形のメリット】
  • 日本と比較して費用が安い

  • 日本よりも美容整形手術を行なう医院の数が多く、敷居が高い感じがない


  • 【韓国での美容整形のデメリット】
  • 言葉の問題

  • 医院の評判や情報などを集めるのが難しい(情報が少ない)
  • 保険の適応が不可

  • 手術後のアフターケアを簡単に受けられない


  • 「言葉の問題」というのは細かいニュアンスを的確に伝えることが、難しいということ。また、手術を受ける前に、医院の評判や、具体的な手術費用、カウンセリングなど詳細情報を集めるまでに時間がかかることも。万一、日本に帰国後に何らかのトラブルが発生した場合にアフターケア、カウンセリングを簡単に受けられない、さらに保険も適用されないということも心得ておかなくてはなりません。

    旅先では、チャレンジャー精神が旺盛になったり、開放的な気分になりがちです。しかし、安易な行動で、思わぬトラブルに巻き込まれてしまっては、折角の楽しい旅行の思い出も台無しになってしまいますね。韓国での美容整形手術をする前に、もう一度、メリットやデメリットを踏まえて考えることをおすすめします。

    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
    ※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。