ソウルの街中を歩いていると、「これは、絵!?」と見間違えてしまうような素敵な水槽を目にします。水槽というと、縦も奥行きも幅のある長方形の水槽を思い浮かべてしまいますが、韓国で目にした水槽は目から鱗の新鮮な形でした。
縦1m、横1m50cm、そして奥行きが10cmです。壁にかけられるようになっており、強度のある壁に設置することができます。単純計算で、150リットル水が入ることになるので、重さは150kgと水槽の20kgで170kgを壁で支えることになります。いままで、見た中では、鉄骨下地や鉄筋コンクリートの壁に設置されていました。
まだ日本では見たことがないのでこれは韓国オリジナルでしょうか?木の下地を使っているとまず難しいので普及していないだけでしょうか?
見れば見るほど不思議で、いったいどこから水を入れたり出したりするのか疑問がわき、この水槽をお持ちのお宅に伺って手入れの様子を見せていただきました。
まず、水替えは水槽右上部の入口部分をはずしきれいな水を注入します。
それと同時に水槽左側の枠をはずすと中からチューブが出てきます。チューブを下に置いたバケツに入れると、上から水を入れた分だけ下から水が出てきます。だいたい1回の水替えで半分程度入れ替えるそうです。