興味深い! リカちゃん開発秘話
初代リカちゃんとリカちゃんハウス |
はじめは、タカラ(現タカラトミー)は、当時、女の子の間で流行しつつあったファッションドールの「家」を作ろうとしていたのです。しかし、当時販売されていた人形の身長は約30cmもあったため、試作したハウスは、日本の女の子が持ち歩くにはサイズが大きすぎました。そのため、日本の女の子にちょうど良いサイズのハウスと、人形もいっしょに作ることになったのです。それが、身長21cmのリカちゃんとリカちゃんハウスなのです。最後までじっくり映像を見ていると、なぜ「香山リカ」と命名されたのかもわかりますよ。
詳細にメモされた開発ノート |
一番奥のスペースには、「思い出のリカちゃん大集合」というコーナーがあり、実際に使われていたリカちゃんがずらりと展示されています。リカちゃんユーザーから寄せられたものだそう。どれも使い込まれていますが、大切に扱われていたようすが伝わってきます。
実際に使われていたリカちゃんが並んだ「思い出のリカちゃん大集合」コーナー |
完売の横浜元町リカちゃんが再販される!
ぐるっと1周して外へ出ると、その横にショップがあります。今年発売の「リカ ワールドツアー」シリーズなどの商品を購入することができます。左:ショップではリカちゃん関連商品が購入できます 右:40周年記念「リカ ワールドツアー」シリーズ |
完売した「横浜元町リカちゃん」。再販品は、カーディガンの色が変わる予定 |
12,600円(税込)という通常より高い価格にもかかわらず、わずか3日間で1,000体が完売してしまいました。急きょ再販が決まり、その予約を受け付けています。今度こそ入手したい!という方は、こちらのショップで予約をしておくと確実に入手できるとのことです。
(お問い合わせ Doll&Toy 045-212-3512)
多目的室のリカちゃん展示は5月30日まで
企画展示室のほかに、2F受付横の「多目的室」でも、リカちゃんの展示が行われています。こちらでは、東京家政大学の学生さんが制作した洋服を着たリカちゃんや、リカちゃん人形ができるまでのようすが展示してあります。こちらは5月30日(水)までの開催となりますので、合わせて見たい!という方はお早めにお出かけくださいね。東京家政大学の学生さんが制作したリカちゃんの洋服 |
ご紹介した内容は、展示のほんの一部です。ぜひぜひ、すべてのリカちゃんに会いに、横浜人形の家へお出かけください!
リカちゃん 夢とあこがれの40年展
・期間:2007年4月19日(木)~7月8日(日) ※多目的室の展示は5月30日(水)まで
・開催場所:横浜人形の家 3F展示室、2F多目的室
・所在地:横浜市中区山下町18番地
・交通、アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅4番出口より徒歩2分、JR根岸線石川町駅 元町口より徒歩13分
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:045-671-9361
・定休日:7月、8月、12月を除く毎月の第3月曜日(祝日にあたる場合、その翌日)
・開館時間:10:00~18:30(入館は18:00まで)
・入館料:大人500円、子ども150円
・HP:横浜人形の家
(C)2007 TOMY
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【関連サイト】
・エリアガイド:山下
・今年の「リカちゃん」は、世界を旅します!(All Aboutおもちゃ)
・1億円のリカちゃんにも会える40年展(All Aboutデートスポット)