※この記事は2004年8月の情報です。
フレンチレストランならではのこだわり
横浜かをり本店外観 |
もともと船乗りだった先々代と先代は、世界各国をめぐり、さまざまな料理を味わいました。とりわけフランス料理のおいしさに魅力を感じておられたそうです。それで、戦後、いち早くフレンチレストランをオープンしたというわけです。船乗りのつながりから、コックさんは客船で腕をふるった超一流の先代の部下が集まりました。本物のフレンチを提供し、「おいしい」と評判になりました。
かをりと桜ゼリーのカンケイ
屋号を「かをり」と名付けたのは先代・板倉富治さん。現社長・板倉敬子さんの父にあたります。本居宣長が詠んだ歌をヒントにつけられました。しきしまの やまと心を 人問わば 朝日ににおう 山桜花
「かをり」という名前には、日本人の心のふるさとともいえる「桜」「香り」をいつまでも心にとめておきたいという先代の願いが込められています。
その想いを形にしたいと、板倉敬子さんが「桜ゼリー」を考えつきました。その想いは八重桜のやさしい色と香りをゼリーに入れて、横浜のみならず日本を象徴するお菓子となりました。桜ゼリーは日持ちすることから、海外への贈り物としても人気があります。「フランスは香りを大切にする国」と板倉さん。桜ゼリーには、日本を象徴する食材を使いながらも、フレンチレストランの伝統を守る姿勢が込められています。
食べ終わっても余韻が残る桜ゼリー
かをり「桜ゼリー」 |
ゼリーは、少しやわらかめのとろけるような口当たりです。ほどよい甘さとリキュールのさわやかな味が口いっぱいに広がります。はちみつ漬けの桜の花はゼリーよりもちょっぴり甘く、アクセントになっています。香りが口の中いっぱいに広がって、食べ終わってもいつまでも余韻が残ります。まさに、香りを大切にしている「かをり」ならではのゼリーです。
<横浜かをり「桜ゼリー」>
・販売価格:12個4,410円(税込・送料別)
・HP:横浜かをり公式サイト……公式サイトでは通信販売のみ。
詰め合わせ:3個1,050円、9個3,360円、12個4,410円
バラ売り:1個315円(すべて税込・送料別)
※この記事は2004年8月の情報です。料金は変更になる場合がありますので、ご了承ください。
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