<INDEX>
◆ まずは祭りへの意志表示・・・・・・・・・・・・・・・・1
◆休憩ポイントも祭りの楽しみ・・・・・・・・・・・・・・1
◆メイクで変身!気分はナンチャッテ女優・・・・1
◆神様が舞い降りるトランスポイント・・・・・・・・・・2
◆ストレス発散の代償は、アザと筋肉痛 ・・・・・・2
神様が舞い降りるトランスポイント
●宮入りも経験したとか。
奉納される三基のうち一つ「三之宮」を担ぐことができたんです!
三社祭って100基以上の神輿が出るんですが、その中でもこれは別格。ボスキャラ級。 担ぎ手の数も半端じゃないし、歩道橋の上から見てるお客さんも押し合いへし合い、落っこちそう!
最初は、すごいな~って遠巻きに眺めただけなんですけど、 どこからかぐいっと腕を引っ張られて、あらよあらよと輪の中に。ビックリしました。
担いだのは、数秒だけだったんですけど、 たぶん、できるだけ多くの人がこの神輿に触れられるようにっていう配慮があるんでしょうね。
●へぇ~~!街も神輿も揺れてる感じがします!
左から2番目に笑顔の安岡さん。すっかりとけ込んだ様子です。 |
そういう時は、神輿がぐわんぐわんと、ひとりでに激しく揺れるんです。
もうそうなると、「担ぎ手」と「神輿」と「街の熱気」が解け合って、自分が自分であるという意識も薄らいで、すご~くキモチよくなってしまう。「神様におまかせ~」というカンジで。
最初は周囲に合わせていたかけ声も、自然に口から出るようになるんですよ。
★・・・POINT:担がなけりゃわからない。意識から無意識にスイッチが切り替わる瞬間。これって祭りの醍醐味かも。
ストレス発散!の代償はアザに筋肉痛?
●でも、相当、身体にはコタえたんじゃないですか?
確かに!
初日は慣れないこともあって、全身筋肉痛。とくに両肩には大きなアザが・・・!数日ですっかり治りましたけど。
2日目は少し要領を覚えたのか、シンドくなかったので、「あら結構力の抜きどころがわかってきたわ」なんて浮かれてたんですが、むしろ翌日の方がジワジワきました。
コレ、担いでいるときはハイになっているから、ちっとも感じないんですよ。それに担ぐこと自体がストレス発散になるので、疲れは不思議なほど残らず、布団に入ったらバタンキュー。
でも、調子にのった己の姿に後悔の波がおそってきます。この感じ、二日酔いに似てるかも!
●でもそれもまた、かけがえのない経験ということで・・・
まさか自分があの三社祭で神輿を担げるなんて、夢にも思っていなかったので光栄でした!
はじめはうれしい偶然の果てにおきた奇跡だと思ってたんですけど、どうやらそうではないみたいです。
私が迎え入れられたのは「来る者拒まず、去る者追わず」といった温かくもサバサバした下町人情のおかげ。
それも、親切を親切だとは簡単に気づかせないほど細やかな、浅草ッ子たちの温かい心です。
人と人とを結びつけて広がっていく「縁」の不思議さに、ただただ感謝したくなります。
★・・・POINT:人の縁、地域の縁が実を結んでいくんですね~。1年に1度のお祭りを境にその縁が、さらにさらに深まっていく、そんな気がしました。
<関連リンク>
●サンバだ!神輿だ!祭りデビュー(ガイド記事)
今からでも間に合う夏祭りガイド付きです。
●All About Life「憂さの元はなんだ?!」(5月の特集)
イキイキといきるヒントを各ガイドが伝授します。