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◆ まずは祭りへの意志表示・・・・・・・・・・・・・・・・1
◆休憩ポイントも祭りの楽しみ・・・・・・・・・・・・・・1
◆メイクで変身!気分はナンチャッテ女優・・・・1
◆神様が舞い降りるトランスポイント・・・・・・・・・・2
◆ストレス発散の代償は、アザと筋肉痛 ・・・・・・2
お祭りに参加しようシリーズ第2弾。
今回は、三社祭デビューした私の後輩に、祭りの醍醐味を語ってもらいます!
某社の編集者でもある 安岡さんは、結婚して昨年秋から浅草の住人に。
ひょんなことから、5月20~22日の三社祭で神輿を担ぐことになったのでした・・・。
まずは祭りへの意志表示!
●三社祭で担ぐのって、難しいのでは??
そうです。浅草に40以上ある町内会の半纏(はんてん)のうち、どれかを着ていないと担げないんです。
だから、まず何はともあれ、半纏を獲得しないと。
● ヨソ者は受け入れてくれないんじゃないか?って不安ですよね。
祭半纏で、きりっとキメた安岡さん |
だから、私のマンションがあるエリアの町会ではないんですよ。
★POINT・・・手ごわそうに見えるお祭りだけど、まずは地域の人と親しくなって、素直に「祭りに加わりたい」という意志表示をするのが最短のようです。
休憩ポイントも祭りの楽しみ
●担いだのは土日だけ?
2日間で6回担ぎました。土曜が11時50分、15時45分、17時半の3回。日曜日が朝9時半と、13時、13時半です。どれも30~40分の行程でした。
●あ。担ぎっぱなしじゃないんですね。
一基の神輿に対して、担ぎ手は 十分すぎるほど揃っているので、譲り合いながら、入れ替わり立ち替わり担ぐんです。
それと、いったん神輿をおろして、軽い食べ物やジュースでひと息つく「休憩タイム」も、ちょくちょくありました。身体を思いっきり動かした後にパクつく、赤飯のおにぎりはサイコ~!でした。
いなせを肌で覚えて育つ、浅草の子どもたち |
●ちびっこが凄いとか?
女の子はお囃子を、男の子は三本締めなんかをイナせにキメてくれちゃうんです。ああやって身体で浅草の文化を吸収していくんでしょうね~。
担いだうちの2回は、子ども御輿の連れ添いでした。進行をリードしながら、子どもたちにお囃子や担ぎ方をレクチャーするのも、大事な役割みたいです。
★・・・POINT:1日中担ぐなんてとんでもない!と躊躇しているアナタ。これなら自分のペースを調整しながら参加できるかも。
メイクで変身!気分はナンチャッテ女優
●祭りは、出で立ちもいいよね~。
ふだんはおろしている髪をひっつめて、自分ではあり得ない真っ赤な口紅を引いて、アイラインを太くキリリと書く。それだけでヒートアップ!急に背中がしゃんとして、話す言葉も威勢がよくなったりしてきちゃいます。
自己流ながら、和風メイクで、帯をギュッと締めて浅草寺の境内を歩いてると、もう気分は「なんちゃって女優」。時代劇のエキストラになったみたいで、私も街の風景も、みんな「非日常」!ワクワクしました。
●主役気分は、参加者しか味わえませんよね!
主役は地元の人で、観光客はやっぱり脇役ですからね~。
思い切って、飛び込んでみて正解でした。
★・・・POINT:なるほど、これから祭りだぞ~!担ぐぞ~!という気合いが、みなぎるんですね。祭りファッションで、いつもと違う自分になっちゃおう~。