詐欺かもしれない?詐欺じゃないかもしれない?
詐欺だ詐欺だ、と思っていると、何もかも詐欺に見えますが、逆に一見しただけでは、詐欺かどうかわからないケースもあります。●違う商品が送られてきた
到着した商品はすぐ確認しましょう。 |
間違ったフリをして、わざと廉価な商品を送ってくる場合があるからです。黙っていたら泣き寝入り。商品が届いたらすぐ中身をジックリ確認して、違う商品だったら、すぐ連絡を取るようにしましょう。
時間が経ってしまうと、出品者のミスでも曖昧にはぐらかされてしまうことがあります。出品者が善意の人であってもかなり時間が経ってからでは対応に困ります。できるだけ早く確認して、間違っていたら連絡をしましょう。くれぐれも届いたまま1ヶ月も放置なんていうことのないように。
●商品が破損していた
これも上記と同じです。商品が届いたらすぐ確認しましょう。善意の出品者の場合、あまり時間が経ってからの破損の報告は、「逆詐欺(※)」に思われてしまう可能性があります。破損は出品者だけの問題ではなく、配送業者に責任があることもあります。壊れている部分(破損)や、汚れている部分(汚損)を出品者に相談してみましょう。※)逆詐欺とは、問題ない商品を送っているのに「破損している」と言って返品。返品するものは出品者から送られてきた問題のない商品ではなく、最初から破損している商品。落札者は、問題ない商品を手に入れ、さらに返金してもらえるという詐欺で、出品者の善意を逆手に取っています(これを防ぐには製品番号などを控えておくこと。返金は返品後にすること、などの防衛方法があります)。
●複数の落札だったのに一部だけ送られてきた
これは、詐欺の手段としてチャリンカー詐欺師が使っていた手段でもあるので、注意が必要です。「デジカメ2台落札して1台しか送られてこない」1台だけ送って、安心させておいて、詐欺の発覚を送らせる手です。1台も送られてこないと「詐欺ではないか?」と疑えますが、1台でも送られてくると「残りの分も、そのうち来るだろう」と思いがちです。同時に落札したものであれば、一緒に来るのが基本(別々に落札したものは必ずしもそうとは言えません)。2台落札したのに、1台しか送られてこない、と言う場合は、しつこく請求しましょう(詐欺師であっても、しつこく言えば送ってくれる可能性大>発覚を送らせるためにうるさい人を黙らせておく)。
●面倒になっちゃったの?連絡途絶え型
安い商品の場合、途中から連絡が途絶えてしまったりすることがあります。入金前ならあきらめましょう。入金後なら、メール、FAX、電話などで連絡を取り続けることをお薦めします。>>>次ページでは、詐欺にあってしまったとき、被害を最小限にとどめる方法をご紹介します。