どの席もみんな注文しているこの2品
パッ・パクブン・フォーイ(スライスした空芯菜炒め)。日本ではあまりなじみのない野菜だが、味はクセがなくておいしい |
まず、パッ・パクブン・フォーイですが、普通のサイズより大きくて固い空芯菜を、縦スライスにして炒めたもの。歯ごたえもシャキシャキしていて、食べ応えがあります。タイ風野菜炒めといったところでしょうか。そしてソムタム・プー・カイドーンは、タイ料理の代表格とも言えるソムタム(青パパイヤスパイシーサラダ)とナンプラーに漬け込んだ子持の生カニを一緒にあえたもの。ソムタムだけでもさっぱりしていて美味しいのですが、このプー・カイドーンをあえることによって、味に深みが増します。青パパイヤのシャキシャキした食感と、プー・カイドーンのトロッとした独特の食感の両方を一度に味わうことができます。辛い料理が大丈夫でしたら、カニ好きにはたまらない一品です。
定番のエビと、隠れた逸品シャコのフライでシーフード三昧
これがタイの巨大シャコを揚げたガン・トート・カティアム |
読者アンケートの「タイで食べるシーフードといえば?」では知名度の低さが原因なのか、投票数が少なかったシャコ。しかし、エビやカニほど有名ではありませんが、実はタイ語でガンと呼ばれるシャコはタイでは高級シーフード食材の1つなのです。日本で見かけるシャコとは比べものにならないくらい巨大なシャコが食べられています。ここではこのシャコをにんにくと一緒に揚げた「ガン・トート・カティアム」がメニューにあります。固い殻をつけたまま高温の油でカラッと揚げてますので、シャコの凝縮された美味しさが堪能できます。
【参考金額】
- パッ・パクブン・フォーイ(スライスした空芯菜炒め):80バーツ(約240円)
- ソムタム・プー・カイドーン(青パパイヤのスパイシーサラダと子持カニのナンプラー漬をあえたもの):200バーツ(約600円)
- クン・ルワッ(茹でエビ):100グラム 60バーツ(約180円)
- ガン・トート・カティアム:100グラム 140バーツ(約420円)
このレストランでは、料理がどれも1品100バーツ(約300円)前後から300バーツ(約900円)と、シーフードにも関わらず安い価格も魅力。店員も感じが良く、簡単な英語でしたらメニューの相談にものってもらえます。
日本で食べるシーフードとは違い、ピリッと辛さの効いたタイ・シーフード料理は一度食べたら忘れられませんよ。
※2006年7月現在 1バーツ=約3円
<DATA>
■JE-NGOR KITCHEN スクンビット通り ソイ20支店
住所:68/2 Sukhumvit Soi 20
TEL:02-258-8008
営業時間:11:30~14:30、18:00~24:00
サウス・サトーン支店
住所:11th Fl, Bangkok Insurance YWCA Bl, 25 South Sathorn Rd
TEL:02-677-3927~3928
営業時間:11:00~14:30、17:00~22:30