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かぐわしい香りに誘われて水戸の梅まつりへ(2ページ目)

2月も下旬ともなると、確実に春の足音が聞こえてきます。春の到来を告げる花といえば、やはり梅。今回は関東の梅の名所として名高い、茨城県水戸へ観梅に出かけてみました。もちろん梅スイーツも盛り沢山です!

塩田 典子

執筆者:塩田 典子

一人旅ガイド


水戸の代表銘菓といえば、水戸の梅とのし梅

北乃寮
「水戸の梅」(8個入り735円)
水戸の梅銘菓というと、真っ先に思い浮かぶのが、「水戸の梅」「のし梅」ではないでしょうか? これらの銘菓は現在、水戸にある数軒の菓子店で製造されているのですが、なかでも老舗といえば、明治23年創業の「井熊總本家」が挙げられます。

創業から百有余年、伝統を頑なに守り続けています。「水戸の梅」は明治時代の県令・安田定則のすすめにより、初代の小林熊次郎氏が偕楽園の梅の実を精選して創り出したものだそう。白小豆餡を求肥でくるみ、さらに蜜漬けしたしその葉で包んだもの。梅の実を思わせる形と香りは、他では見られない独特の銘菓に仕上がっています。


北乃寮
「のし梅」(12枚入り735円)
「のし梅」は、二代目の小林勇之介氏が考案したものだそうで、琥珀色をした梅肉ゼリーを炭火乾燥による独自の製法で仕上げた竹皮に包んだもの。ほんのりと竹皮の香りがして、甘酸っぱくさっぱりとした風味が、なんともあとを引くおいしさです。ほかにも、ほのかな梅の香りと色合いが春らしさを思わせる梅羊羹(1本600円)や、梅餡のなかに梅の実の入った「梅どらやき」(10個入り1,700円)といった商品もあります。

「井熊總本家」
・住所:茨城県水戸市南町3-3-48
・TEL:029-221-2605
・地図:Yahoo!地図情報
・開園時間:9:00~19:00
・定休日:無休(元旦のみ)
・交通(電車):JR常磐線水戸駅からバスで約15分、南町3丁目下車、徒歩1分

次ページでは、まだまだある梅の銘菓をご紹介します! 詳しくは次ページへ。
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