秋の味覚のなかでも、特に女性に人気の高いサツマイモ。美味しいのはもちろんのこと、ビタミンCが豊富で美容効果もあるのが人気の秘密でしょうか? そこで今回は、「サツマイモの街」として知られる埼玉県川越へ、サツマイモづくしの旅をご紹介します。江戸庶民の間で流行したという焼き芋の産地として発展した川越は、江戸・大正・昭和初期を感じる歴史的建造物も多く、街歩きだけでも楽しいものです。

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懐かしいボンネットバスで趣のある町並みを巡るのもいいでしょう。1日フリー乗車券を購入すると、協賛店でのお土産・食事のサービスを受けることもできます。
川越へは、新宿駅から西武新宿線急行で本川越駅まで53分、JR埼京線快速で川越駅まで51分。池袋駅からは東武東上線急行で川越駅まで29分ほどで到着します。駅から街の中心までは徒歩で15分程度。JR川越駅西口を起点に本川越駅や主要観光スポットをくまなく巡る「小江戸巡回バス」(1回乗車180円、1日フリー乗車券500円。9:30~16:30)もあるので、こちらを利用するのもいいでしょう。


一番街でサツマイモスイーツ三昧!

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城下町らしい古い町並みのなかには、瓦屋根の日本家屋や洋館が立ち並びます。写真は「蔵造り資料館」
駅から歩いて15分ほどで、蔵造りの街並みが連なる「一番街」に到着します。1792年に建てられた大澤家住宅(国重要文化財)をはじめ、30数棟の蔵造りの建物が立ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気に包まれています。

このような蔵造りの建物が建てられのは、明治26年の川越の大火がきっかけでした。防火建築の建物をと商人たちは競って蔵造りの建物を建てたそうで、それらが今もなお大切に残されているのです。

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焼いもコーヒーといもプリンのセットは600円。手作り芋シューとのセットは520円です
ここ「一番街」には、サツマイモを使ったお菓子や料理が味わえるお店が数多く立ち並んでいます。まずは「喫茶パール・デュ・ミュゼ」でお茶することにしましょう。

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焼いもコーヒーといもプリンのセットは600円。手作り芋シューとのセットは520円です
こちらは明治38年に建築された田中屋住宅(川越市有形文化財。現在は美術館として公開)の1階にあり、オリジナルのフレーバーコーヒー「焼いもコーヒー」とともに、サツマイモを使ったスイーツが味わえます。「手作り芋シュー」(210円)はクッキーシューの中にバニラクリームと角切りのサツマイモがコロコロと入ったもの。「いもプリン」(300円)はサツマイモがたっぷり詰まったプリン。どちらも焼いもコーヒーとセットで味わえます。ほかにもジェラートタイプの焼きいもソフト(300円)やカップ入りの焼き芋アイス、紫芋アイス(各250円)、川越の紅赤芋を使ったサツマイモラガー(ビン480円)など、ユニークなサツマイモアイテムもあります。

「喫茶パール・デュ・ミュゼ」
・住所:川越市仲町6-4 田中屋仲町店1階
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:049-222-0231
・営業時間:11:00~17:00(土日祝10:00~)
・定休日:月曜
・交通:西武線本川越駅から徒歩13分

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モチモチした自然薯とつぶ餡、ほくほくのサツマイモの食感も楽しい「いも恋」(1個157円)
次に訪れたいのが「菓匠右門」です。一番街に2店舗ありますが、手前にある一番街店に訪れてみました。サツマイモの和洋菓子を多く扱うなか、最も代表的な菓子が「いも恋」。サツマイモとつぶ餡を自然薯と地粉の生地で包み蒸し上げた一品。絶妙は組み合わせがクセになりそう。その場で食べるもよし、持ち帰って自宅で蒸して食べるもよし。他にも、もち米にサツマイモと芋の茎を入れて蒸した芋おこわ(220g370円)や、芋ようかん(1本320円)、スイートポテト(1個160円)など、どれにしようか迷うほど種類が豊富です。

菓匠右門 一番街店
・住所:川越市幸町1-6
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:049-225-6001
・営業時間:菓子売場9:00~18:00
・定休日:無休(年末年始は休み)
・交通:西武線本川越駅から徒歩14分
※川越には、ほかにも「時の鐘店」(TEL:049-226-5663)があります。

そろそろランチタイム。一番街には、サツマイモ料理が自慢の食事処もたくさんあります。そのなかから、ガイドオススメのお店をご紹介します。詳しくは次ページへ。