ヘッドバンド型で価格の安さも魅力のプラネックス「BT-01HSS」
Bluetooth対応ヘッドホンとして今回用意したのは、プラネックスコミュニケーションズのヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホン「BT-01HSS」。筆者は基本的にインナーイヤー型のヘッドホンを使っていたのだが、インナーイヤー型のワイヤレスヘッドホンはBluetooth受信部をコードでぶら下げたりする必要があるので、ヘッドバンド型で探してみた。BT-01HSSはコード類が全くなく、価格も安い(参考価格:4980円)のが魅力。
プラネックスコミュニケーションズのヘッドバンド型Bluetoothヘッドホン「BT-01HSS」 |
使い方はとても簡単だ。初期設定はBluetooth機器同士を接続できるようにする「ペアリング」が必要だが、一度設定してしまえば「再接続」を行うだけですぐに音楽を聴けるようになる。実際に聴いてみると、ワイヤードと全く遜色のない音質で満足できるが、たまにノイズが入ることもある。2.4GHz帯を使用しているため、どこかで混線(?)しているのかもしれない。
D-snapからの設定はちょっと面倒だが、説明書に従っていけば簡単にできる。Bluetoothメニューから「オーディオ送信」を選び、設定画面から接続機器を選択し、ヘッドホンのパスコードを入力するだけ。一度ペアリングしてしまえば、次からは再接続するだけで聴けるようになる |
Bluetoothを使ってワイヤレスで音楽を楽しむのは、「単にコードがなくなっただけ」と言えるかもしれない。実際に、それ以外の何者でもないことも確かだ。しかしこの違いは、一度体験してみると「今までワイヤードだったのは何だったんだ?」と思えるほどの衝撃がある。コードがなくなっただけで、それほど快適さを感じるのだ。
BT-01HSSを利用してみたところ。ワイヤレスというのは思った以上に快適だ |
今回はD-snapと組み合わせて紹介したが、Bluetooth対応ノートPCがあれば、ノートPCの音声をBluetoothヘッドホンで聴ける。もちろんBluetooth対応携帯電話でもOK。各種機器を切り替えて聴くことも可能なので、対応機器があればあるほど重宝するのは間違いない。まだまだ対応機器が少ないのが残念だが、最新のソフトバンクケータイをお持ちの人なら(ほとんどの機種がBluetooth対応だ)、日々のお供に検討してみるといいだろう。
■製品情報
・松下電器産業 D-snap SV-SD950N
http://panasonic.jp/d-audio/sd950/
・プラネックスコミュニケーションズ BT-01HSS
http://www.planex.co.jp/product/bluetooth/bt-01hss.shtml