通勤や通学、出張など移動の際にどうやって過ごすか。ノートPCを開いて仕事をする人もいれば、PSPやニンテンドーDS、携帯電話などでゲームをする人、音楽を聴く人などもいる。もちろんデジタルグッズだけでなく、小説や雑誌、資料などを読んだり、スキルアップのための勉強に励む人もいるはずだ。
何をしている最中でもお供にしやすいのが、音楽を聴くという行為だ。あまりうるさい曲を聴くと、文章や単語などが頭に入らないかもしれないが、リラックスして移動時間を過ごすのには最適だろう。
外出先で音楽を聴くのに便利なのは、何といっても携帯音楽プレーヤーだろう。しかし満員電車などでは、プレーヤーから耳までをつなぐコードが邪魔になってしまう。乗降の際に引っかけてしまったり、場合によってはプレーヤーを落としてしまうこともある。コードを引っ張ったために端子部分の接触が悪くなってしまったなどということも多くの人が経験しているのではないだろうか。
Bluetooth内蔵の松下電器「D-snap SV-SD950N」
そこで紹介したいのが、松下電器産業の携帯音楽プレーヤー「D-snap SV-SD950N」だ。Bluetooth送受信機能を内蔵しており、Bluetooth対応ヘッドホンやヘッドセットを利用すれば、ワイヤレスで音楽を楽しめるというもの。SDカードスロットを内蔵し、付属の1GB SDカード以外にSDHCカードも利用できる。
松下電器のBluetooth対応携帯音楽プレーヤー「Dsnap SD-SV950N」 |
音声フォーマットはAAC/MP3/WMAに対応。USBマスストレージにも対応するものの、付属の楽曲管理ソフト「SD-Jukebox V6」でなければ楽曲を転送できないというのは面倒。このあたりの使い勝手は、台湾メーカーや韓国メーカーのプレーヤーの方が使いやすいというのが正直なところ。
本体サイズは幅35×高さ90.7×奥行き11.4mmと小さく、重さは約38gと軽いが、一回の充電で約60時間の連続再生が可能とバッテリーも十分。付属のヘッドホンを使えばノイズキャンセル機能も利用できるという、なかなかのプレーヤーだ。ちなみにノイズキャンセル機能を利用すると、連続再生時間は約40時間となる。また、Bluetoothオーディオ受信機能を利用すると、連続再生時間は約10時間となっている。
Bluetoothプロファイルは、ハイクオリティオーディオのための「A2DP」(Advanced Audio Distribution Profile)送受信、AV機器の再生、停止、早送り、早戻しなどのコントロールを行う「AVRCP」(Audio/Video Remote Control Profile)送受信、付属のヘッドホンを携帯電話用ハンズフリーとして利用する「HFP」(Hands-Free Profile)に対応する。
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