ミュージックプレーヤー機能はATRAC3だけでなくMP3やWMAにも対応
次はミュージックプレーヤー機能を紹介しよう。ファイル形式はMP3(ビットレート:30~320kbps(VBR対応)、サンプリング周波数:32/44.1/48kHz)、ATRAC3(ビットレート:48~352kbps、サンプリング周波数:44.1kHz)、WMA(ビットレート:32~192kbps(VBR対応)、サンプリング周波数:44.1kHz)に対応する。
サンプルとして本体内に内蔵されていた音楽を聴いてみたが、音質は良好で操作もしやすい。Windows Media Player 10を使って楽曲データをPCと同期することも可能だ。本体に携帯電話と同じ平型10ピンのヘッドセット用端子を備えており、標準でマイク・着信スイッチ付きヘッドホン接続コードを同こん(ヘッドホンは別売)。ステレオミニプラグを備えるヘッドホンを接続できるようになっているほか、本体内蔵スピーカーで聞くことも可能だ。
ミュージックプレーヤー機能の起動画面 | プレーヤーの再生画面。ジャケット写真データがあれば左上に表示される |
動画プレーヤーはメモリースティックビデオフォーマット準拠
ミュージックプレーヤーだけでなく、動画プレーヤーも搭載している。動画形式は携帯ゲーム機の「プレイステーション・ポータブル(PSP)」と同様、メモリースティックビデオフォーマット準拠のMPEG-4形式に対応する。別売の「Image Converter 3」(価格:2100円)や「携帯動画変換君」などのフリーソフトウエアで、対応形式への変換が可能だ。
動画プレーヤー機能の起動画面。動画ファイルの一覧がサムネールとともに表示される | 動画の再生画面。表示は決して高精細ではないが、キビキビと再生する |
解像度は今どきの携帯電話と同程度なので決して高精細ではないが、キビキビとストレス無く動画を再生する。パソコンで録画した動画ファイルを対応形式に変換して転送すれば、通勤や出張などの移動時間にビデオを楽しめるのは魅力だろう。
また、テレビやビデオなどの映像をAV入力経由でメモリースティックに録画できるソニーの「メモリースティックビデオレコーダー MSVR-A10」や「い~レコ2」など、メモリースティックビデオフォーマット準拠の録画機器も販売されている。こうした機器を利用すれば、面倒な変換作業の手間が一切なしに動画を作成できる。
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