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PDAとしても使えるVAIO type U

2006年5月に発売された超小型モバイルPC「VAIO type U」。果たしてこれはPCなのか、それともPDAなのか……?

執筆者:安藏 靖志

2006年5月、ソニーが超小型Windows PC「VAIO type U」の最新機種「VGN-UX50」を発売した。2002年4月発売の「VAIO U PCG-U1」からスタートしたシリーズの最新モデルで、2004年5月発売の前モデル「VAIO type U VGN-U50」と同様、PDAのようなスタイルを採用している。

前モデル「VGN-U50」は、それまでノートPCスタイルを採用してきたVAIO type Uシリーズと違い、タッチパネルで操作を行うキーボードレスタイプであった。だが今回のVGN-UX50は液晶の下にスライド式のキーボードを搭載。ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」と同じように、液晶を上にスライドするとキーボードが現れるスタイルだ。

VAIO type U
ソニーが2006年5月に発売した「VAIO type U VGN-UX50」。4.5型ワイドタイプのタッチパネル液晶を搭載するモバイルPCだ。液晶部分を上にずらすと……

VAIO type U
このようにキーボード部分が現れる。ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」のようなギミックだ

価格はソニーの直販サイト「VAIOストア by Sony Style」で14万4800円から。W-ZERO3の単体価格は4万5000円(WILLCOM STORE価格)とVAIO type Uの3分の1以下だから、本来比較するようなものではない。だが同じスライド式キーボードというギミックを採用していることから、ついつい比較されてしまう。筆者もW-ZERO3を持っているので、キーボードの違いなどもふまえながらインプレッションを紹介したい。

>>NEXT “PDAとしても使える”世界最小・最軽量のWindows PC

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