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CG-WLBARAG実機レビュー(前編) コレガの802.11a/gルータを試す(3ページ目)

コレガの802.11a/b/g同時通信に対応したルータ「CG-WLBARAG」の実機を借りてレビュー。ルータの概要や設定画面の使いやすさなどを細かくチェックした。

執筆者:山本 浩司

■フラットタイプの無線LANカードと接続ソフト
 付属の無線LANカードは、アンテナ部分がフラットなタイプだ。下のPCカードスロットに無線LANカードを挿しても、上のスロットを有効に利用できる。なぜか「Power」と「Link」のLEDが緩やかに点滅する。通信に合わせて光るわけでもない。

POWERとLinkのLEDが常時点滅している
フラットだが、PC本体より4センチほど張り出す


 接続ソフトはかなり素っ気ないデザインだ。とはいえ機能的にはなかなか充実しており、アクセスポイントの一覧や電波強度を一覧できる。さらに、「自宅用」「会社用」など接続プロファイルを設定して、DHCPやプロキシの有無を自動的に切り替えられるようになっている。

「802.11a/b/g」のアクセスポイントが1台ではなく、802.11aと802.11b/gが個別のアクセスポイントとして検出される


■次号で電波強度と無線LANのスループット計測結果
 ざっとルータの特徴や設定画面、付属無線LANカードを解説した。いよいよ次号では、無線LANの電波強度測定とスループット測定をまとめたい。電波強度は実際の家屋で「どの程度電波が飛ぶか」をチェックする。さらに、実際にFTPを使って802.11a、802.11gのスループットを計測する。

 802.11aは802.11gに勝てるのか。後編に続く!
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