■さらばFIVA、こんにちはThinkPad
次期モバイルPC、ThinkPad |
さすがにCPUパワー不足に我慢できなくなり、新しいモバイルPCを検討。頑丈なThinkPadか、CD-RWドライブ内蔵のLet's Noteにしようと思っていたところ、Thinkpad X31が安く手に入る機会があったため買ってしまいました。Pentium M-1.3GHz搭載、メインメモリは256MB、centrino対応モデルです。
A4、B5、A5比較 |
さっそくX31を出先で使いましたが、3時間経ってもバッテリー残量は50%。テキストエディタやワープロソフトを使うだけなら、5~6時間は持ちそうです。
■持って感じるボディ剛性
パネルを持ってもたわまないボディ |
FIVAを片手で持つと、底が「ペナッ」としていますが、Thinkpadでは底面のしなりを感じることはありません。キーボードのタッチもしっかりした物で、長時間のタイピングでも疲れにくく感じました。
ちなみに、ThinkPadには頑丈さを物語る逸話がいくつもあります。「手から滑り落ちたが、特に問題なく使えている」。「階段から転げ落ちても外装パネルにヒビが入っただけで、Windowsを起動してデータを他のPCに移すことができた」。IT関連メディアの記者にThinkpadを愛用する人が多いのもうなずけます。
■細かな配慮が魅力
頑丈なボディと裏腹に、使い勝手を良くするための工夫が細部まで練り込まれています。
パネル上部のキーボードライト |
さらに液晶パネルを開くとき、指一本でスムーズに開けられるようになっています。液晶パネルを開くとき、本体を片手で押さえないと本体が浮き上がってしまう機種もありますが、X31は本体が浮き上がりません。
このほか、ACアダプタにはコードを束ねるバンドが付属しています。ACアダプタを持って移動するときに便利ですね。
ネットワークの接続状態が一目で分かる「Access Connections」。 |
自宅はDHCP&ファイル共有有効、会社は固定IPアドレス、無線スポットではファイル共有オフ&ファイアウォール有効など、ネットワークの設定を簡単に切り替えられるようになっています。
トラックポイント |
私はキーボードから手を離さずにマウスポインタを動かせるので気に入っていますが、「ThinkPadはいいけど、トラックポイントは絶対に嫌」という人もいました。