KING★SHOPはビッダーズが審査登録したショップではありませんでした
ビッダーズの無料の会員登録には個人会員と法人会員の2種類あります。どちらも無料で登録ができ、特に面倒な手続きや登録作業はありません。●無料の法人会員
無料の法人会員に登録する際には、審査もありません。会社の謄本などが必要になることはありません。自己申告での登録となります。ただし、個人会員と違って、無料法人会員でも「特定商取引に関する法律」で定められた項目を表示させる必要があります。●クラブビッダーズ
ビッダーズには無料の会員の他に有料法人会員登録のクラブビッダーズがあります。こちらはビッダーズが審査をし、その審査に基づき必要提出書類があります。そして有料の法人会員になると、出品のための便利ツールなどが使えるなどの特典があります。詐欺などの被害に遭った場合も、有料の法人会員の場合は補償がしっかりついています。今回のKING★SHOPは、クラブビッダーズではなく、無料の法人会員でした。
ビッダーズの会員登録画面 |
損害額の補償
今回被害に遭われたかたへの補償はこのようになりました。●秋葉原OG商会の件
楽天が商品代金の代位弁済ということで、代金を購入者に支払います。●KING★SHOPの件
ビッダーズが規約を改正して、被害額の補償が増えました。ビッダーズの規約はどうなってた?
ビッダーズの規約でも補償は明示されています。落札者1名あたりの補償金の上限は10万円。
ところが同じ出品者の事故での補償金の総額は50万円。
クラブビッダーズ会員ならば、総額1000万円まで補償されますが、クラブビッダーズ会員以外から詐欺にあった場合は、50万円の補償額を被害者全員で頭割りします。4人なら10万円。5人なら10万円。10人なら5万円。100人なら5,000円・・・。
これが今までの規約でした。
この規約では、被害者が多い場合はほとんど補償されないことになってしまいます。
ビッダーズの規約改正
2007年7月ビッダーズは、補償規定の一部を改正しました。落札者1名あたりの補償金の上限は10万円。
これは変わりませんが、
同じ出品者の事故での補償金の総額は1000万円。
出品者がクラブビッダーズ会員の場合には2000万円まで補償、となりました。
これは2007年6月1日までさかのぼって適用されます。
この改訂により、かなりの被害者が救済されることになります。
ビッダーズでは「振込手数料」も補償対象になります。微々たる金額かもしれませんが、かかった費用がほぼ全額被害額として認定されるようで嬉しいです。
>>>とはいえビッダーズでは。