そのオークションの常識は間違っている
オークションの常識だと思っているあんなことや、こんなことは、間違っているかもしれません。
ちまたには「ネットオークションで安く買う方法」「確実に買う方法」「高く売る方法」という情報があふれています。私もそんな本をいくつか書きました(買ってね)。ある程度ネットオークションに慣れてくると、そんな裏技も使いたいものです。でもちょっと待ってください、その裏技は本当に有効でしょうか?

ネットオークションサイトはどんどん進化しています。ルールも変わりますし、システムも変わります。ユーザの数はどんどん増えていきますし、いまやパソコンに詳しい人ばかりが参加しているわけではありません。そんな中で、あなたが常識だと思っていることや、裏技だと思っていることはもしかすると逆効果になっているかもしれません。初心者(私のダーリン)を通じて、私が感じた「間違った常識」を解説します。

【1】ギリギリ最後に入札したほうがいいんでしょ?

娘の人形(仮に「プリちゃん」としよう)を落札するために、この数日ずっと目当ての商品をチェックしていたダーリン。終了当日もいつもよりも早く帰宅し、帰るなり慌ててパソコンをつけて、オークションチェック。

「よかった~。まだ予算の範囲内だ」と、ゆったりするダーリン。ふと心配になり「ねえ、いくらで入札しているの?」と聞くと「まだ入札してないけど?」「だって、直前に入札した方がいいんだよね?」という答えが返ってきました。

ちょっと待って!その商品は「早期終了」が設定されているよ?終わっちゃったらどうするの?

早期終了とは

早期終了は、出品者が出品時に設定するもの。出品時に設定したオークション終了時間を待たずに、出品者の判断でオークションを終了させることができる。早期終了をすると、その時点での最高額入札者が落札者となる。

つまりこの状態で、出品者が早期終了をすると、ダーリンが入札をしないうちに、オークションは終了してしまい、プリちゃんは永遠に手に入らないことになってしまうのだ。それはマズイ。

ほりきり「それって、早期終了設定されているでしょ」
ダーリン「うん。これって何?」
ほりきり「それは、出品者の都合で早く終了することがあるってこと」
ダーリン「え?終了時間を待たないで?」
ほりきり「そう。すでにそれだけ入札があるから、終了されたら、あたりまえだけど入札できないよ」
ダーリン「だって、終了間際の入札が良いって書いてあったのに」
ほりきり「そうとばかりは言えないんだよね~」

◎この場合は、とりあえず入札をしておき、最高額入札者となっておくことが必要。だっていつ終わるかわからないのですから。

【2】最初から入札していたらドンドン高くなるって聞いたんだけど

確かに最初から入札していくと、ライバルが現れて、お互いに競り合って高くなることもあります。でも必ずそうかと言えば、そうでもないのがオークションの面白いところ。自分が入札者の場合、できれば一番安いものに入札をしたいと思いませんか?私だったら同じような商品が複数出品されていたら、値段順に並べ替えたりして、一番安いものに入札します。ということは、最初からある程度の高値で入札をしておけば「ライバルは少なくてすむ」ということになります。

とは言っても(次に続く)↓

【3】いま1,000円だけど1,100円の入札でいいの?

入札単位があるので、1,000円のところに5,000円の入札をしても、入札額は1,100円になります。ただし入札が5,000円を超えるまでは、コンピューターが自動的に他人と競り合ってくれます。他の人が1,200円で入札をすると、5,000円までの範囲で自動的にあなたが、最高額入札者を維持できます。予算がある程度あるなら、1,100円ではなく、もう少し多めに入札をしてもよいでしょう。

また、入札単位とは、現在の入札額に対しての最小上乗せ額なので、それを上回れば、いくらでも良いということになります。1,000円の現在価格にたいしては、100円が入札単位なので、1,100円ならいくらでも良いことになり、1,110円や1,111円でもかまいません。

ただし、このような端数を嫌う出品者もいるので、注意しましょう。
▽入札単位違反の入札とは?