250人が選ぶ「和食と一緒に食べたいお米の銘柄」ランキング ※画像:PIXTA
そこでAll About編集部では、全国10~70代の250人を対象に「和食と一緒に食べたいお米の銘柄」に関するアンケートを実施。ランキング結果を紹介しつつ、日本のグルメ事情に詳しい地子給奈穂さんが、和食と相性のよいお米の特徴や、選ばれた理由を解説します。
2位:あきたこまち/票数64票
2位は「あきたこまち」でした。秋田県を代表するブランド米で、粘りが強すぎず、すっきりとした後味が特徴です。和食に多いだしの風味や素材のうまみを邪魔しにくく、焼き魚や煮物、汁物など、繊細な味付けの料理とも自然になじみます。粒立ちがよく、べたつきにくいため、丼ものや卵かけご飯との相性がよい点も魅力。日常的な和食を幅広く受け止める“名脇役”として支持を集めました。
回答者にあきたこまちを選んだ理由を聞くと、以下のような声が寄せられました。
「ご飯の味の主張が少ないから、いろんな素材と相性が良い」(50代男性/神奈川県)
「べったりしていないので、どんなおかずとでも合うから」(30代女性/茨城県)
「和食の繊細な味を邪魔しない、あっさりしているけどお米の味をしっかり感じられるから」(40代女性/東京都)
「丼ものと、卵かけご飯には一番合うと思うから」(50代男性/大阪府)
「お味噌汁にいれても硬さが残って美味しく食べられるから」(20代女性/兵庫県)
1位:コシヒカリ/票数124票
1位に選ばれたのは「コシヒカリ」でした。新潟県を中心に全国で生産されている、日本を代表するブランド米です。しっかりとした粘りと甘みがあり、白ご飯そのものに存在感があるのが特徴。あっさりとした和食と組み合わせることで、ご飯のうまみが際立ち、食事全体の満足感を高めてくれます。家庭料理から少し特別な和食まで幅広く対応できる点が評価され、「和食と一緒に食べたいお米」として多くの支持を集めました。
回答者にコシヒカリを選んだ理由を聞くと、以下のような声が寄せられました。
「おいしい和食なら、有名な銘柄で食べたいから」(30代男性/静岡県)
「お米といえばコシヒカリだし、日本食にあう高級なお米だから」(40代女性/京都府)
「コシヒカリはおかずになんでも合うし、コシヒカリを越える米はないと思っているから」(30代男性/新潟県)
「程よい粘りと甘みがあり、和食の繊細な味を引き立ててくれます。お味噌汁や焼き魚など、家庭的な料理との相性が抜群です」(20代男性/静岡県)
「あっさりした和食にはお米の甘みと粘りがしっかりとしたコシヒカリが合う」(40代女性/東京都)
和食と一緒に食べたいお米は、シーンによって選び分けられている
地子給:今回のアンケート結果からは、和食とご飯の関係性に加えて、「どんな気持ちでそのお米を選んでいるか」も見えてきます。1位のコシヒカリは、甘みや粘りといった特徴が分かりやすく、白ご飯としての満足感が高い銘柄です。焼き魚や煮物、味噌汁といったシンプルな和食と合わせることで、ご飯の存在感が際立ち、食事全体の印象を引き上げてくれます。回答者からは、「有名どころ」「高級感がある」といった声も聞かれました。和食は行事や来客時など、少し気持ちを引き締めたい場面で選ばれることも多く、そうした場面に“間違いのないお米”としてコシヒカリが想起されやすい点も、首位に選ばれた理由の1つだと考えられます。
一方、2位のあきたこまちは、主張しすぎない味わいと使い勝手のよさが魅力です。だしを利かせた料理や素材の味を生かした和食ともなじみやすく、日常の家庭料理を支える存在として評価されたのでしょう。和食に合わせるお米は、「特別感を楽しみたい日」と「毎日の食卓で使いたい日」で選び分けるのも、1つの考え方かもしれません。
>10位までの全ランキング結果を見る
【地子給奈穂プロフィール】
マンガ、小説、雑誌などの編集を経て、2018年にフリーライターへ転向。グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆に取り組む傍ら、飲食企業のWeb戦略・制作コンサルティングを行うことも。日本の観光・グルメの新商品やトレンドをいち早くキャッチアップし、Webメディアなどで幅広い年齢層や国籍の人に分かりやすく伝えている。
<調査概要>
好きなお米の銘柄に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2025年11月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:88人、女性:158人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています






