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金融資産5000万円・69歳男性「無借金で楽々生活」老後資金は1500万円程度でいいと思う理由

どんなに貯めても不安が尽きない老後資金。実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、兵庫県在住69歳男性のケースを紹介します。

あるじゃん 編集部

あるじゃん 編集部

1995年に創刊し、2012年に休刊した月刊の投資情報誌『あるじゃん』をルーツに持ち、ファイナンシャルプランナー、税理士、社会保険労務士などマネーの専門家とともに、お金の貯め方・備え方・増やし方をわかりやすく解説するほか、マネー最新トピックス、おトク・節約コラムなど、役立つ情報を発信しています。

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相次ぐ物価上昇で「もはや老後資金は2000万円では済まないのでは」と、不安が増す昨今。ただ、「現役時代にもっと貯蓄すべきだった」と嘆く人がいる一方で、「元気なうちにお金を使うべきだった」と悔やむ人がいるのも事実です。

実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、兵庫県在住69歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

通帳
回答者本人:69歳男性
同居家族構成:本人、妻(68歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:兵庫県
リタイア前の職業:自営業・自由業
リタイア前の年収:600万円
現在の現預金:5000万円、リスク資産:0円
これまでの年金加入期間:国民年金の加入期間は不明、厚生年金120カ月

現在の収支(月額)

老齢基礎年金(国民年金):約5万3000円
老齢厚生年金(厚生年金):約2万2000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

年金以外の収入:給与収入9万円、家賃収入18万円

配偶者の年金や収入:年金10万5000円

支出:15万円

「無借金で、支出は月15万円で楽々生活」

現在、およそ預貯金5000万円を保有しているという投稿者。

自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「ちょうどいい」と回答しています。

老後は「夫婦で平屋70坪の一戸建てに住み、無借金で、支出は月15万円で楽々生活」できていると、現状に特段の不満はない様子です。

「毎月黒字で、蓄えが増えている」

現役時代は、老後資金として「3000万円」貯めることを目標にしていたそう。

「生きるためにまず必要なのは食費。衣類や住居は質素でよい」という考えのもと、今の住居は「25歳の時に築50年の住宅を300万円でキャッシュで購入」。堅実に貯蓄を進め、「50歳の頃の貯蓄額が1500万円。貧しさを補うためには、自分自身が賢く生きるしか道がないと思って頑張ってきた」と振り返っています。

現在は目標額を大きく超える資産を保有しているものの、実際のところ老後資金は「1500万円」程度でもよかったのでは、と感じているとのこと。

というのも、ひと月の収支については「夫婦の年金収入が18万円ほど、賃貸収入が18万円、自身のアルバイト代が9万円ほど。それに対して、食費は8万円、光熱費は3万円、その他の支出が4万円ほど。毎月黒字で、蓄えが増えている」と投稿者。

加えて、「農家や漁師の手伝いをして、野菜や魚を現物支給でもらえる。余ったら近所にお裾分けする」と、地域との助け合いによって、収支にはさらに余裕が生まれている状況のようです。

「国に対しては感謝しかありません」

今の生活については、「非常に満足している」と投稿者。

その理由について、「昭和30年代の日本では、年金制度が現在のようには確立されておらず、医療費が払えない方たちもいた。明治生まれの親世代を支えるために、現役世代が中卒で都会に働きに出て、毎月仕送りしていた時代もあった」と考えると、恵まれているとコメント。

それに比べて「今の日本では生活保護を受けている人も無料で入院できるし、素晴らしい。夫婦で毎月約18万円の年金が死ぬまでもらえることは、国に対しては感謝しかありません」と語られていました。

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