現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(58歳)、娘
住居形態:賃貸
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1300万円
現在の預貯金:1000万円、リスク資産:3500万円
これまでの年金加入期間:国民年金13カ月、厚生年金285カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):11万6170円障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金2万2000円
配偶者の年金や収入:給与収入800万円(年額)
「家賃が高く、趣味のお金が制限されている」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「首都圏の賃貸マンション暮らしのため賃貸料が高く、また更新のたびに値上げを要求されていて、好きな旅行や趣味にあまりお金をかけることができないため」と語っています。ひと月の支出は約「40万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「貯金や株式はなるべく取り崩さない」
年金以外の収入としては「株式の配当金や短期売買での利益、執筆アルバイトの収入」があり、生活費は主に「アルバイトで得た収入と妻の収入で賄い、預貯金や株式にはなるべく手を付けないようにしている」とのこと。また支出を抑えるためにしていることとして「株式の配当金や株主優待、航空会社のマイルなどをフル活用しています。さらに、車が趣味ですが買い替えは控えています」とあります。
「老後を心配する暇があったら体を鍛えた方がいい」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「趣味の車にお金をかけすぎており、こちらを貯金していれば今の生活は全く問題なかったと思っています。また、定年後の生活について特に収入面の問題を現実的に考えておけばよかったと感じています」と回答。しかしながら、今後の生活に不安は「特にはないです」と投稿者。「いまや生涯現役の時代だと思っていますので、悩む暇があったら体でも鍛えておいた方がいい」と考えを述べます。
リタイア後の楽しみは「旅行」とのこと。収支のバランスを考えながら適度に趣味をたしなんでおられるようでした。
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