ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
26歳・年収410万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む26歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:410万円
現預金:95万円、リスク資産:550万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:160万円
・日本株:390万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2024年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2024年から5カ月間
2024年から積立投資を始めたという今回の投稿者。
投資額は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に「月5万円」からスタートし、現在は「月10万円」。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は「月5万円」を5カ月間積み立て、現在は保有のみとのこと。
投稿のあった2025年10月時点の運用実績については、S&P500が「元本115万円→評価額130万円」、オール・カントリーが「元本25万円→評価額30万円」と、積み重ねで着実に利益を生み出している様子です。
「オルカンは植田ショックからスタートしたため運用益が微増で推移し、円安方向に進み大幅に含み益が増えている。S&P500についてもオール・カントリーとほぼ同じ動き。現在はオルカンよりもパフォーマンスは悪いがそれでも16%の含み益となっている。これらに株式投資を合わせて、社会人3年目で645万円貯められた」と説明されています。
26歳・年収410万円会社員男性の思う積立投資のメリット
積立投資を始めてよかった点として、「株価の上昇を眺めていると成長しているような気分になるため心地よい。下がった時もそれほど落ち込まなくなり買い増すチャンスと捉えている」とコメント。一方で、「関税ショックにより大幅な下落が3日ほど続いたときは、恐怖を少し感じた」と悩んだこともあると言います。
マイルールは「楽しくやっていくこと。リスク資産として30%は一時的に暴落してマイナスになる可能性を想定して、それでも投資を継続できるラインの金額を決めておく」とのこと。
引き出す時期は「60歳あたりから賃貸を借りられなくなる可能性があり、その時に中古物件を買いたいためそこで引き出す予定」と語られていました。
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