食品から日用品、地域の名産品まで、毎年さまざまな返礼品が用意されているふるさと納税。どれを選ぶか迷う人も多いのではないでしょうか。特に年末は寄付の締め切りが近づき、寄付先を検討する家庭も増える時期です。
ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、滋賀県在住40歳女性の「選んでよかった2025年ふるさと納税の返礼品」を紹介します。身近な視点から選ばれた返礼品の一例としてご覧ください。
回答者プロフィール
年齢性別:40歳女性
同居家族構成:本人、夫(45歳)
居住地:滋賀県
住居形態:持ち家(戸建て)
雇用形態:パート・アルバイト
世帯年収:本人150万円、配偶者700万円
現預金:1200万円
リスク資産:300万円
■リスク資産内訳
・投資信託:150万円
・日本株:100万円
・米国株:30万円
・純金積立:20万円
「一番よかった返礼品は琵琶湖産の天然鮎の一夜干しセット」
ふるさと納税は「2018年から継続しており今年で7年目」。家族全体で「10万円前後」を目安に、上限額を意識して毎年寄付しているという今回の投稿者。2025年にもっとも満足した返礼品として「滋賀県高島市」の「琵琶湖産の天然鮎の一夜干しセット」を挙げています。
選んだ理由については、「家族が鮎好きで、口コミでも評判が良かったため選びました。年末のご褒美として、地元の味を楽しみたいという気持ちもありました」とコメント。
実際に届いた鮎については「香ばしくて身がふっくらしており、焼くだけで食卓が華やぎました。家族も『また食べたい』と喜んでくれて、季節の贈り物として大満足です」とあります。
夕食での楽しみ方は、「夕食に塩焼きでいただきました。炊き立てのごはんと一緒に、家族で『おいしいね』と言いながら味わいました。季節の恵みを感じる、贅沢なひとときでした」と続けます。
また、「炊き込みご飯にしてみたら風味が豊かで家族に大好評でした」とアレンジレシピも教えてくれました。
「入浴券や宿泊割引などの体験型返礼品を楽しんでみたい」
返礼品を選ぶ際に重視しているポイントは、「品質と家族の満足度を重視しています。地域の特産品であることや、リピートしたくなる味かどうかも大切な判断材料です」と投稿者。
気に入っている返礼品としては、「北海道紋別市のホタテ:甘みが強く、刺身でもバター焼きでも絶品。冷凍で届くので使いやすく、毎年リピートしています。佐賀県嬉野市の温泉湯豆腐セット:とろける食感が家族に好評で、冬の定番になりました」とあり、家庭の食卓に馴染む品を中心に選んでいるようです。
一方で、少し残念だった返礼品もあり、「冷凍の牛肉セットを選んだ際、解凍後の臭みが気になり、家族も食べきれず残してしまいました。口コミをよく確認すればよかったと反省しています」と振り返っています。
ふるさと納税のよさについては、「年末に家族で返礼品を選ぶ時間が恒例行事になり、自然と会話が増えました。地方の味や文化に触れるきっかけにもなり、旅先の候補が広がったのも嬉しい変化です」と話しており、家族イベントとして楽しんでいる様子も伝わります。
マイナス面については、「ワンストップ特例の書類提出が毎年少し手間に感じます。また、寄付上限額の目安がサイトによって異なり、初めての人にはわかりづらい印象があります」との声も。
来年以降は、「九州地方の温泉地に寄付して、入浴券や宿泊割引などの体験型返礼品を楽しんでみたいです。癒しの旅を通して、地域の魅力を肌で感じたいと思っています」と展望を語ってくれました。
※投資や年金生活など、皆さんのお金のエピソードをお寄せください。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません








