現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住78歳男性のケースを紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(55歳)、子ども(19歳、15歳、11歳・回答通り)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:公務員
リタイア前の年収:800万円
現在の預貯金:1500万円、リスク資産:2億円
これまでの年金加入期間:厚生年金492カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):8万7000円 ※繰り下げ受給と推測老齢厚生年金(厚生年金):17万3000円 ※加給年金含む
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:給与収入600万円
「妻と子ども2人が加給年金の対象」
現在の年金受給額に満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由について、「特別支給の老齢厚生年金を受給できるようになり、63歳の時点で妻と子ども2人が加給年金の対象になった。おかげで、他の方よりも年金額が多い」と語っています。
ひと月の支出は「約17万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「節約は全くしていない」
現在は「施設のお花の管理をして月3万円頂いている」と言う投稿者。年金生活とはいえ「節約は全くしていない」とあり、配偶者の給与収入も合わせて、世帯全体として経済的に余裕があるようです。
また、リタイア後は「日本中の温泉地を車で回っている。3年で10万キロ近く走る」と、老後の生活を存分に楽しんでいる様子がうかがえます。
「あんなに働いて納めてきたのに、年金からもまだ引くのか」
一方で、税金や社会保険料の負担については「あんなに働いて納めてきたのに、年金からもまだ引くのか。引かれるものが多く、あきれる税制だ」と、強い不満をあらわに。ご自身の現役時代についても、「もっと役職の高いところにいれば、もう少し年金額も増えたと思う」と、悔やむ気持ちを明かされていました。
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