現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住40歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、子ども(11歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:大阪府
職業:専業主婦
年収:0円
現在の預貯金:4000万円、リスク資産:1200万円
これまでの年金加入期間:不明
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし老齢厚生年金(厚生年金):なし
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):遺族基礎年金8万7500円、遺族厚生年金12万8500円
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険3万5000円
「主人の扶養だったのに、しっかり補償してもらっている」
今回の投稿者は、夫を亡くし遺族年金を受給しているという40歳の女性。現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答。その理由として「主人の扶養だったのに、しっかり補償してもらっている」と遺族年金制度の思いがけない手厚さを口にしています。
ただしひと月の支出は「約26万円」。年金だけでは「年の半分くらい足りない」と回答されています。
「5%オフの日にまとめ買いをする」
年金で足りない支出については「貯金から引き出して」賄っているという投稿者。「今は遺族年金(遺族基礎年金と遺族厚生年金)をもらっているので余裕がある。しかし子どもが18歳になる7年後に遺族基礎年金が受け取れなくなる。今のうちに国債やドル建て終身保険、投資などをして備えている」と言います。
また現在は仕事をしていないため年金以外の収入はなく、日ごろから「5%オフの日にまとめ買いをする」など節約を心掛けているとあります。
「年金なんて遠い話だと思っていた」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「3~4年働き結婚して退社したが、パートでも働いていればよかった」と回答。「突然の事故で主人に先立たれた。年金なんて遠い話だと思っていた。受給する頃には制度も変わっているかもしれないと思い、年金について深く考えたり調べたりしなかった。まさか自分が遺族年金を受給することになるとは想像していなかった。寡婦年金など存在自体知らなかった」と悔やみます。
一方で11歳の子どもの存在が精神的な支えになっている様子。「子どもとテーマパークやプチ旅行にでかける」ことが今の生活の楽しみだと語られていました。
※皆さんの年金エピソードを募集中です。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません







