現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住66歳男性のケースを紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(64歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:2500万~3000万円
現在の預貯金:1億円、リスク資産:1000万円
これまでの年金加入期間:国民年金約50カ月、厚生年金431カ月、企業年金約36年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約6万8000円老齢厚生年金(厚生年金):0円 ※在職老齢年金制度により支給停止
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金17万円
配偶者の年金や収入:なし
「働いて得ている収入で生活は賄えるため、年金は全て貯蓄に回せている」
現在の年金受給額に満足しているかの問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「働いて得ている収入で生活は賄えるため」と語っており、「年金は全て貯蓄に回せている」と言います。
ひと月の支出は「約80万円」。公的年金だけでは「毎月足りない」とのことです。
「金融専門職に就いており、年収は2500万円」
現在の仕事については、「前職を定年退職後、仕事を探して再就職した」とのこと。具体的には「金融専門職に就いており、年収は2500万円」だそう。他にも「家賃収入と配当収入を年間200万円ほど」得ているとあり、年金以外に年間2700万円の収入があるようです。
一方で、「いつまで健康でいられるか分からないので、年金生活においては収入の範囲内で楽しく暮らす」つもりだとも語っており、収入と支出のバランスを意識しているようです。
「できる限りの事をやってきた結果が今」
今の楽しみは「バンド活動」とのこと。仕事だけでなく、趣味を通じて充実した日々を過ごされている様子です。また現役時代を振り返ってみても、「都度都度、できる限りの事をやってきた結果が今なので、悔いはない」と語った投稿者。
半面、今後については「家内がのこされたときの相続税」が気掛かりだと言い、高額な資産を保有しているがゆえの悩みを抱えておられるようでした。
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