現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、埼玉県在住72歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:72歳女性同居家族構成:本人、夫(67歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:埼玉県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:650万円
現在の預貯金:5500万円、リスク資産:2000万円
これまでの年金加入期間:国民年金180カ月、厚生年金252カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万8000円 (加入計432カ月としては低いが詳細不明・繰上げ表記なし)老齢厚生年金(厚生年金):5万9000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金168万円、給与収入240万円(ともに年額)
「支払った保険料に比べ受給額が少ない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「支払った保険料に比べ受給額が少ないと感じている」と語っています。
ひと月の支出は約「28万円」。夫婦の年金を合わせても「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
「夫が嘱託職員で週5日勤務」
年金で足りない支出については「夫の給与」で賄っているという投稿者。年金以外に「夫が週5日勤務する嘱託職員」の収入が「月20万円」ほどあるといいます。
また年金生活では節約を心がけているそうで、「食費を抑えるために、スーパーでの買い物は値引き時間に合わせる」とあります。
「厚生年金額を増やせばよかった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「正社員として定年まで勤務し、厚生年金額を増やせばよかったです」と回答。今の生活については「健康面での問題がなければ、貯蓄を切り崩して生活できそうだが、夫が病気がちのため不安」があると言います。
一方で年金生活は時間的なゆとりがあるのが利点。「年に数回の国内旅行」を楽しんでいると教えてくれました。
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