現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から岐阜県在住73歳女性のケースを紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、孫(27歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:岐阜県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:250万円
現在の預貯金:100万円、リスク資産:0円
これまでの年金加入期間:国民年金(加入期間不明)、厚生年金300カ月、企業年金(加入期間不明)
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):9万4849円障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金4万円(年額)
「やり繰りはできているが、家族の負担ありき」
現在の年金受給額に満足していますか、との問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。その理由として「やり繰りはできているが、家族の負担ありき」だからだと語っています。
ひと月の支出は「約15万円」。年金だけでは「年の半分くらい足りない」と回答されています。
「節約よりも、栄養のある食事を孫に提供したい」
年金で足りない支出については「同居している孫が食費として5万円入れている他、長女が、固定資産税、インターネット通信費、電話料金を援助してくれている」とのこと。また「長女は食材なども差し入れてくれている」と言い、家族の協力やサポートを受けながら生活されている様子。
今の生活においては「まずは節約よりも、収入の範囲内で栄養のある食事を孫に提供したいと思っている。健康が、将来の出費を抑えることにつながる」と、同居する孫の健康を第一に、長期的な視点で支出を考えておられるようです。
「社会性を失っています」
年金生活に入ってからは「好きなことに時間を使える」ようになり、「いわゆる推し活に」励んでいると投稿者。一方で、現在の生活では「社会性を失っています。近隣とのつながりがない。有事において、助けはほぼないと思っていた方がいいと」といった不安も吐露されていました。
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