ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
57歳・年収800万円公務員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

■同居家族構成
本人、妻(58歳)
■金融資産
世帯年収:本人800万円、配偶者0円
現預金:1400万円、リスク資産:2200万円
■リスク資産の内訳
・日本株:1500万円
・外貨預金(米ドル):500万円
・投資信託:200万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2023年から
・iTrustインド株式/NISA:2024年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)/NISA:2024年から
・楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド/NISA:2024年から
・野村インデックスファンド・米国株式配当貴族/NISA:2024年から1年間(売却済み)
2023年からNISAで積立投資を始めたという今回の投稿者。
投資額は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に「旧NISAで平均月1万3000円、新NISA移行後は平均月2万1000円」、iTrustインド株式に「平均月3万5000円」、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)に「平均月2万4000円」、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドに「平均月1万円」、野村インデックスファンド・米国株式配当貴族に「平均月6000円」。
投稿のあった2025年7月時点の運用実績については、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が「元本約55万円→運用益込67万円」、iTrustインド株式が「元本約67万円→運用益込71万円」、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は「元本約46万円→運用益込52万円」、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドは「元本約19万円→運用益込20万円」とおおむね利益が出ている様子です。
ただ、野村インデックスファンド・米国株式配当貴族に関しては「6カ月以上、元本割れの状態が続いたので損切りした。やはり、損益がマイナスのものは目にしたくない」と投稿者。
これまでの推移について「全体的に2024年10月と12月にぐんと伸びたが、2025年2~4月は毎月運用益がおよそ10万円ずつ減り、その3カ月間で35万円資産が減った。インドやアメリカの景気よりも、為替に左右されたと記憶している。積立投資の運用益を金利換算すると約6%で、外貨預金(米ドル)の金利約4%と比較しても少しよいという程度」にとどまっているとのこと。
これにはやや期待外れだったようで、「個別株(日本株)の運用益のほうが大きく、結果論になるが、新NISAのつみたて投資枠を全く使わず、成長投資枠と同じ銘柄を課税口座で買っていたほうが資産が増えていた」とあります。
57歳・年収800万円公務員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「個別株(日本株)だけ買うより、海外の投資信託を買うことでリスク分散できる。(運用益のほかに)クレジットカードや証券会社のポイントが3万5000円分くらいついたので、ポイントを貯めるのも楽しい」とコメント。ただ、毎月の投資額については「目先の収入や支出に関係なく、前年の総収入と総支出から年初に算出した積立目標額を絶対に守りぬく」ことを決めていると言います。
積み立てた資産は「ゆとりある老後のため、計画的に切り崩していきます」とのこと。
新NISAの成長投資枠については「年初に課税口座の日本株を約240万円分売って、満額埋めるように」しているとのことでした。
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