ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
65歳男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:150万円(年金などと推察)
現預金:950万円、リスク資産:2600万円(債券、保険を含む)
■リスク資産の内訳
・投資信託:700万円
・国内個別株:300万円
・海外個別株:100万円
・不動産投資:800万円
・海外債券:200万円
・変額個人年金保険:500万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2023年から
・SBI・V・S&P500インデックスファンド/NISA:2023年から
・eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)/NISA:2024年から
など
2023年から積立投資を始めたという今回の投稿者。
投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とSBI・V・S&P500インデックスファンドにそれぞれ「旧NISAで月3万~5万円、新NISA移行後は月2万5000円」。
また新NISA開始のタイミングでeMAXIS Slim 全米株式(S&P500)に「月2万5000円」の積み立ても始め、eMAXIS Slimの2商品に関しては成長投資枠でも追加購入しているとのこと。
投稿のあった2025年7月時点の運用実績については、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本約137万円→運用益込156万円」、SBI・V・S&P500インデックスファンドが「元本約96万円→運用益込117万円」、eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)が「元本約414万円→運用益込433万円」と、利益が出ている様子です。
これまでの推移については「オルカンもS&P500も上がり下がりがほぼ同様。2023年はほとんど増えず、新NISAに切り替えてから急激に運用益が増え、2024年7月には+14%を記録。しかし2025年1月に+10%を下回り、4月には(スポット購入の影響もあり)運用益がマイナスに。5月にマイナスが解消されたものの、低空飛行で7月にやっと+9%まで」回復してきたと言います。
「60歳で定年退職後、無職のままであったため貯金が減る一方だったが、63歳途中から積立投資を始め、お金を回す面白さに目覚めた」と話す投稿者。「積立投資以外の投資も始めたことにより、資産が退職直後の金額に戻った」と手ごたえを感じている様子です。
65歳男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
いっぽうで、2025年4月の相場下落時は「投資をやめたくなりました」と投稿者。「定額で積み立てている時なら同じ金額でより多くの口数を買えていると自分を励ませますが、1月に成長投資枠のボーナス枠で満額買ってしまった後だったため何も出来ず」焦りを感じたと振り返ります。「成長投資枠について『できるだけ早く枠を埋めるとよい』というネットの投稿を読み、2024年を振り返ると確かにそのやり方の方が運用益が増えていたため、全米株式(S&P500)を年度枠満額で購入した。しかし今回のように何があるか分からないため、やはり定額で積み立てた方がよい」と痛感したと言います。
また一度に「満額使い切ってしまうとその年に何もできないのもつまらないです。成長投資枠で買えるファンドを見つけても使えないので特定口座で」買わざるを得ないと投稿者。
新NISAのプランについて「2025年は失敗したと思っているので2026年は毎月積立して枠を使いきります」と語られていました。
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