現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、茨城県在住71歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(67歳)、子ども(42歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:茨城県
現在の雇用形態:パート・アルバイト
現在の年収:250万円
現在の預貯金:3000万円、リスク資産:1500万円
これまでの年金加入期間:厚生年金580カ月、個人年金保険10年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万8000円老齢厚生年金(厚生年金):12万5000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険90万円(年額)
配偶者の年金や収入:年金110万円(年額)
「夫婦の年金で十分に生活できている」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「もともと夫婦2人とも節約志向なので、現在の2人の年金額で十分に賄えている」と語っています。
ひと月の支出は「約20万円」。夫婦の年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「おすそ分けや家庭菜園のおかげで食費はほとんどかからない」
現在は完全リタイアしていて年金以外の収入はないとのこと。とはいえ前述のように倹約が身についているため、年金生活で困ることはないようで、「妻の実家は農家でほとんどの野菜を作っており、おすそ分けが通年通してあります。また自分たちも家庭菜園で季節の野菜を育てていて、それらが食卓に並ぶのでスーパーでの購入はほとんどありません。お米もまとめて買ってもらっていますので割安です」とのこと。
家計管理において「やはり毎日の食費がかからないというのは大きいと思う」とあります。
「今後介護が必要になった時、子どもたちへの負担が心配」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「わりと好きなことをやってきたのであまり後悔はありませんが、今は軽い糖尿病で定期的に病院に通っています。これは一生付き合って行かなければならないものです。若いうちは飲んで無理して仕事をしていたので、そのツケが回ってきたかと思います。健康管理をその時からしていれば」と回答。これから先のことを考えると、「私たちが年老いて動けなくなったときに介護の状況がどのように変わっているのか。介護保険料もたくさん引かれていますが、実際私たちがその立場になったとき子どもたちに負担が掛からないか非常に心配」だと言います。
一方で年金生活は楽しみも多い様子。「以前の仕事仲間との週一ゴルフ、妻とのグルメドライブ、のんびり家庭菜園、たまに孫と遊び。現役はできなかったDIY。これだけでも結構忙しいです」とうれしそうに語られていました。
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