現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、兵庫県在住66歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:兵庫県
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:150万円
現在の預貯金:1800万円、リスク資産:0円
これまでの年金加入期間:国民年金不明、厚生年金193カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万8000円老齢厚生年金(厚生年金):2万1000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
「パートの収入と年金で何とか生活している」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「パートの収入と年金で何とか生活している。夫とは長く別居しており、援助は全くない。自宅マンションは夫の名義」で不安な状況だと語っています。
ひと月の支出は「約15万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「無駄なものは買わないようにしている」
年金で足りない支出については「パート収入」で賄っているという投稿者。年金以外に「週4回、スーパーの仕事をして月に約11万円」の収入があるといいます。
年金生活においては「スーパー勤務なので食材の安いときが分かる。無駄なものは買わないようにしている」と浪費を防いでいる様子です。
「厚生年金保険料をもっと支払っておけばよかった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「長く会社で働いて、厚生年金保険料をもっと支払っておけばよかった。人に頼らず自分で老後を考えるべき」と回答。今の生活での不安については「自分の健康が心配。調子の悪い身体の箇所が増えてきた。いつまで働けるか不安。夫も病気をして頼ってくるようになったが、戻って来ることはないと思う」と複雑な思いを吐露します。
一方で、パートの給料をコツコツ貯めて「少しずつ貯金が増えたら、1人で小旅行に行く」のが楽しみだと、将来の目標があることも教えてくれました。
※皆さんの年金エピソードを募集中です。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません







