では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(68歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:福岡県
現在の現預金:2000万円、リスク資産:0円
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万3000円老齢厚生年金(厚生年金):1万3000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
年金以外の収入:給与収入5万5000円
配偶者の収入:年金20万円、給与収入25万円
ひと月の支出:25万円
「行ってよかったシニアの旅先は日光」
現役引退後は「1年に2~3回程度、子や孫と一緒の旅」をすることが多いという今回の投稿者。シニアになって行ってよかった旅先は、「2025年2月に子ども」と訪れた「1泊の日光」旅行だそう。
現地では「宿泊先のホテルの囲炉裏で焼く料理が珍しくて感動した。あれほど積もった雪を見たのも初めてで新鮮だった。ただ、あまりの寒さで朝起き上がった瞬間にぎっくり腰になるハプニングに見舞われてしまった。バスツアーだったので添乗員に従って行動すればよかったので気楽だった」と旅の思い出を振り返ります。
日光を訪れるなら「バスツアーがとても気楽でよい。スペーシアX(新型特急。浅草~日光・鬼怒川方面を結ぶ)のパンフレットを、西鉄大牟田線福岡天神の改札口付近で受け取ったのがきっかけで参加した。日光に行くにはスペーシアXを利用すると最高にすてきだと思う」と投稿者。
なお旅行にかかった費用は「二人分で、飛行機往復2万4000円、バスツアー4万9800円、バスツアーの前後のホテルの宿泊費用4万8000円」とあり、総額12万1800円ほどとなったようです。
「年金には手をつけずに給料だけで旅行に行っている」
年金生活における旅費のやりくりについては「今は夫婦で働いているので、年金には手をつけずに給料だけで旅行に行っているが、年金のみの生活になったら今ほど自由にお金を使えなくなると思う。せめて温泉旅行には行きたいので、今から少しずつ旅行費用を蓄えていく予定」とのこと。シニア旅行ならではの心配事や実際に苦労したことは、「浅草駅で自動改札がエラーで通れないのに、職員がいなくてパニックになってしまった。しかし娘の機転で何とか解決できた。高齢者であれば、問題なく過ごすためにツアーを利用するのが安心だと思う」と言います。
最後に旅行を計画しているシニア世代に向けて、「前回行った時は寒い季節だった。あまりの寒さで思いもよらず、ぎっくり腰になってしまった。なりやすい人は念のためにコルセットを持ち歩くと安心できる。テレビでも寒い日の朝起き上がった瞬間、腰を痛めることがあると取り上げていた」とアドバイスされていました。
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