現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、宮崎県在住68歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(70歳)、娘
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:宮崎県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:300万円
現在の預貯金:300万円、リスク資産:140万円
これまでの年金加入期間:厚生年金523カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):12万8803円障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金205万2168円(年額)、給与収入180万円(週5日清掃アルバイト、年額)
「ローンの返済が終わるまでは、主人に仕事を頑張ってもらいたい」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「住宅ローンは完済しているが、今からリフォーム等を考えると手持ちの預貯金では心もとない。現在マイカーローン、カードローンの返済もしている。返済が終わるまでは主人に仕事を頑張ってもらいたい」と語っています。
ひと月の支出は「約35万円」。夫婦の年金だけでは「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
「買い物は2日に1回で収まるようにしている」
年金で足りない支出については「主人のアルバイト代から補填(ほてん)」しているという投稿者。また年金生活においては支出を抑えるために「買い物に行くと買いすぎる傾向があるので、買い物は2日に1回で収まるようにしている。夕食は宅配を頼んでいるので、メインの肉魚を購入しないようにしている」とあります。
「預貯金が少ないので、医療費や介護費などが足りるのか心配」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「もっと貯金をしておけばよかった。子どもの教育資金が足りなかったため、2人分の教育ローンを借りて返済が大変だった。若い時に資格を取得して転職し、収入を上げる努力をしておけばよかった」と回答。今の生活での不安については「預貯金が少ないので、医療費や介護費などが足りるのか心配」とコメント。
一方で「孫に会いに行ったり、平日にショッピングモールに行ったりしている。人が少ないのでゆっくりできてうれしい」とのんびり過ごせている今の喜びを語られていました。
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