現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、北海道在住64歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、配偶者
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:北海道
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:800万円
現在の預貯金:1000万円、リスク資産:800万円
これまでの年金加入期間:国民年金34カ月、厚生年金448カ月、個人年金保険加入10年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万8203円(63歳から繰り上げ受給)老齢厚生年金(厚生年金):11万4216円(63歳から繰り上げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険36万円(年額)
配偶者の年金や収入:年金6万7030円
「これまでの生活水準を維持したまま生活できている」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「同世代の平均的な世帯収入よりも少し多いようなので、他と比較して恵まれていると思っているから。これまでの生活水準を切り詰めることなく生活できている」と語っています。
ひと月の支出は「約33万円」。夫婦の年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「マンションの賃貸収入がある」
年金以外の収入として、「保有しているマンションの賃貸収入が月6万8000円ほど」あり、年金で足りない支出はその定期収入や「貯蓄から充当している」そう。年金生活においては、「電気代やスマホ代などの固定費は安価な業者と契約して抑えている。株主優待を活用し、株主に還元されるような店での買い物を主としている」など節約のために工夫をしているとあります。
「旅行、食、観劇などを楽しみたい」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「若い頃は金利が高かったので、銀行等に貯蓄していればそこそこの利息は付いた」ため興味がなかったが、「株式などへの投資を勉強の上実行すべきだった。投資は経済の勉強になるし、社会人としての素養を身につけるためにも有効だったと思う」と回答。現在の生活については「年金の他に資産運用収入があるので、経済的な不満は特にない。金額に見合った満足が得られるか十分吟味して、旅行、食、観劇などを楽しみたい」とコメント。
「あり余る自由時間を得て、残り少ない人生をかみしめ、楽しみを探求する喜びは格別」と思いのままに行動できる今を満喫されているようでした。
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