では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(68歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:山梨県
現在の現預金:500万円、リスク資産:50万円
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし(受給前)老齢厚生年金(厚生年金):なし(受給前)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
年金以外の収入:給与収入7万円
配偶者の収入:年金12万円、給与収入5万円
ひと月の支出:22万円
「行ってよかったシニアの旅先は鎌倉」
現役引退後は「1年に2~3回程度」の旅をすることが多いという今回の投稿者。シニアになって行ってよかった旅先は、「2025年5月に1人で」訪れた「日帰りの鎌倉」旅行だそう。
「小町通りは以前より若い人も楽しめるお店が増えた」ものの、「昔行った思い出のお店がまだあった」ことに感動したそうで、「1人だったのでのんびり好きに観光や食事を楽しめた。次に行く時のための情報が得られた」と旅の思い出を振り返ります。
鎌倉を訪れるなら「ランチは下調べして行った方が好みの物が食べられると思う。駅前のハンバーグ屋さんがおすすめ。江ノ電を利用する人は、平日でも混んでいるので覚悟が必要」と投稿者。
なお旅行にかかった費用は「交通費1万円、食事代3000円、お土産代2000円」とあり、総額1万5000円ほどとなったようです。
「スケジュールを詰め込み過ぎず、のんびり行動した方が楽しめる」
年金生活における旅費のやりくりについては「行き先を決めてから貯めるという感じ。今は特に目的地が決まっていないので、アルバイトのお金を貯金している」とのこと。シニア旅行を楽しむコツとして、「大勢で行くならバスツアーの方がおすすめ。電車移動だと座れない人が出るから。日焼け対策は日傘よりも帽子の方が行動しやすい。移動がある場合は乗り合いでタクシーを利用した方がよい。スケジュールを詰め込み過ぎず、のんびり行動した方が楽しめる」とコメント。
最後に旅行を計画しているシニア世代に向けて、よりよい旅にするためには「近くでも楽しめる場所にまず行ってみる。次に、行く場所をしっかり考えて決める。計画しても無理はしない。マイナンバーカードは携帯に写真をとって保存しておくと、けがや病気の時に役立つ。元気なうちに楽しむのも重要」とアドバイスされていました。
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