現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住65歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、子ども2人
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:不明
現在の預貯金:800万円、リスク資産:0円
これまでの年金加入期間:国民年金70カ月、厚生年金320カ月、企業年金(数年と推察)
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万6000円老齢厚生年金(厚生年金):7万3000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金2万8000円(年額)
「年金だけでは生活できない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「年金だけでは生活できない。働き続けるしかないと思っている。社会保険料が高い割には、反映されていない」と語っています。
ひと月の支出は約「25万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「社員として引き続き同じ会社で働いている」
年金で足りない支出を補うために、現在も現役時代と「同じ会社で正社員として引き続き働いている」ほか、「週2日アルバイトもしている」とのこと。経験を生かして「自宅でもPCでできる仕事をしている」ため負担が比較的小さいうえ、外出先での支出も少なくて済んでいると言います。
くわえて「余計なものを買わないようにしている。食品はまとめ買いして、買い物袋は再利用。テレビはあまり見ない」と浪費を抑えているとあります。
「若い時は収入が多かったが、何も考えずに使ってしまった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「若い時は収入が多かったが、ほしいものを買ったり遊んだりして、何も考えずに使ってしまった。あの時のお金を貯金していれば、もっと楽だったろうに……と後悔している。個人年金保険にも入っておけばよかった」と回答。今の生活での不安については「物価が上がり、ますます生活が苦しくなっていくと思う。いつまで健康でいられるか。介護保険料が高いのにびっくりしている」とコメント。
そのため老後に多くは望まず、「毎日健康で人並みに生活できれば幸せ」と語っておられました。
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