All About編集部は2025年9月11日~12日にかけて、全国10~60代の男女250人を対象に「札幌市10区のイメージ」に関するアンケート調査を実施。その結果をランキング形式で紹介するとともに、「All About 北海道ガイド」の大谷修一さんに札幌市の「観光スポット」について聞いてみました。
<目次>
2位:豊平区・南区・北区/11票
2位は豊平・南・北の3区でした。豊平区にはクラーク博士像で有名な「羊ヶ丘展望台」や「大和ハウスプレミストドーム(旧札幌ドーム)」が、南区には温泉やスキー場のある「定山渓」があります。また北区にある北海道大学の「ポプリ並木」も有名で、これらの観光スポットがあることが、それぞれの評価につながったようです。回答者からは「クラーク像や羊ヶ丘展望台など北海道らしい観光地があるから」(30代男性/山口県)、「定山渓温泉や自然公園など、観光資源が豊富で道外からの観光客も多い」(30代女性/北海道)、「北海道大学の近くにあるポプラ並木を歩いてみたい」(50代男性/兵庫県)などのコメントが寄せられていました。
1位:中央区/192票
1位は中央区でした。札幌市の中心部に位置する中央区は、企業オフィスやデパートなどが集まる札幌の中心エリアですが、札幌時計台、北海道庁旧本庁舎、大通公園といった観光名所も豊富です。また、すすきの周辺には北海道グルメを堪能できる飲食店も多く、「観光と美食」の両方を楽しめる点が、今回の圧倒的な評価結果に結びついたようです。回答者からは「時計台や、大通公園、ラーメン横丁など色んなジャンルの観光地があるから」(10代女性/神奈川県)、「すすきのを含めて遊ぶところがたくさんあるから」(40代男性/北海道)、「美術館や音楽ホール、雪まつりなど年中行事やイベント会場があり楽しめるので」(50代女性/北海道)などのコメントが寄せられていました。
>【全結果を見る】札幌市10区で「魅力的な観光スポットが多い」と思うエリア
札幌に詳しい大谷修一さん「札幌にはそれぞれに特色ある名所がそろう」
札幌で観光スポットが集中しているのは、何といっても中央区。さっぽろテレビ塔や藻岩山、大倉山展望台といった街全体を一望できる絶景スポットがそろい、ロープウェイやリフトで気軽にアクセスできます。特に藻岩山の夜景は「日本新三大夜景」に選ばれ、「北海道三大夜景」の1つでもあります。また札幌の奥座敷・定山渓温泉がある南区も人気。四季折々の自然に囲まれた温泉地は観光客や地元民の憩いの場となっています。豊平区には、札幌観光の象徴ともいえるクラーク博士像が立つ羊ヶ丘展望台があり、広大な草原とともに北海道らしい風景を楽しむことができます。
中央区の絶景スポット、南区の温泉、豊平区の羊ヶ丘展望台と、それぞれに特色ある名所がそろうことで、札幌は1年を通じて多彩な観光の魅力を提供しています。
【大谷 修一プロフィール】
北海道在住の風水師。得意とするのが風水と旅行を掛け合わせた「風水トラベル」。雑誌やテレビ番組、本の執筆のため、北は利尻・礼文の島々から南は道南・松前まで北海道内の津々浦々を巡り、風水エネルギーたっぷりのパワースポットやその土地土地の名湯名泉、美味しい食べ物を取材・発信している。
<調査概要>
調査期間:2025年9月19日~20日
調査方法:インターネット調査
回答者属性:全国10~60代の男女250人(10代:4人、20代:48人、30代:84人、40代:65人、50代:35人、60代:14人)
※回答者のコメントは原文ママ