All About編集部は2025年9月11日~12日にかけて、全国10~60代の男女250人を対象に「札幌市10区のイメージ」に関するアンケート調査を実施。その結果をランキング形式で紹介するとともに、「All About 北海道ガイド」の大谷修一さんに「札幌市の魅力」について伺いました。
2位:南区/70票
2位は南区でした。市の南西部に位置し、10区の中で最も広い面積を誇るのが南区です。区内には、スキー場や温泉がある定山渓や、ロープウェイで空中散歩を楽しめる藻岩山など、雄大な自然を満喫できるスポットが豊富にあります。この「豊かな自然」という北海道らしいイメージが、今回の評価に結びついたようです。回答者からは「温泉やスキー場もあり北海道らしい大自然が広がっているため」(20代女性/大阪府)、「自然が多くて、野生動物の出現も多いから」(30代女性/北海道)、「南区には真駒内や定山渓があり自然が多く北海道らしさが感じられると思うから」(40代男性/北海道)などのコメントが寄せられていました。
1位:中央区/73票
1位は中央区でした。市の中心部に位置する中央区は、北海道の行政、経済、文化の中心地で、企業のオフィスやデパートが集まるエリアです。札幌時計台や北海道庁旧本庁舎、大通公園といった観光名所が集まっていることに加えて、北海道グルメを楽しめる飲食店が多いことも、今回の評価につながったようです。回答者からは「北海道ならではのグルメが揃っていそうだから」(20代女性/宮城県)、「大通公園、時計台、円山公園、円山動物園など、北海道らしい有名スポットが多い。また、意外に自然が多い」(30代女性/北海道)、「観光名所のテレビ塔、時計台、冬にはサッポロ雪まつりがあるから」(60代男性/北海道)などのコメントが寄せられていました。
>【全結果を見る】札幌市10区で「北海道らしさが感じられる」と思うエリア
札幌に詳しい大谷修一さん「中央区は北海道開拓の歩みを今に伝える街」
札幌で「北海道らしさ」が感じられる区として、まず挙げられるのが中央区。ここには旧道庁の赤レンガ庁舎をはじめ、札幌市時計台や豊平館といった歴史的建造物が集中し、北海道開拓の歩みを今に伝えています。一方、北海道らしい雄大な自然を感じられるのは南区。札幌市では最大の面積を有する区内には定山渓温泉や豊平峡ダム、札幌芸術の森や滝野すずらん丘陵公園など観光資源も豊富。札幌岳や余市岳など標高1000m級の山々に囲まれ、自然と都市機能、住宅地が調和する街として発展を続けています。
また手稲区には広大なゲレンデがあり、冬には良質の雪を求めて全国からスキーヤーが集まります。
【大谷 修一プロフィール】
北海道在住の風水師。得意とするのが風水と旅行を掛け合わせた「風水トラベル」。雑誌やテレビ番組、本の執筆のため、北は利尻・礼文の島々から南は道南・松前まで北海道内の津々浦々を巡り、風水エネルギーたっぷりのパワースポットやその土地土地の名湯名泉、美味しい食べ物を取材・発信している。
<調査概要>
調査期間:2025年9月19日~20日
調査方法:インターネット調査
回答者属性:全国10~60代の男女250人(10代:4人、20代:48人、30代:84人、40代:65人、50代:35人、60代:14人)
※回答者のコメントは原文ママ