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64歳男性「富士の神々しさと美しさは忘れられない」ハーレーで駆け抜けた日帰り2万3000円の旅

時間にゆとりができたシニア世代。お金の使い方を工夫しながら、今できる旅行を楽しみたいという人は多いはず。年金暮らしの中でどう旅を計画しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、長野県在住64歳男性のケースを紹介します。

あるじゃん 編集部

あるじゃん 編集部

1995年に創刊し、2012年に休刊した月刊の投資情報誌『あるじゃん』をルーツに持ち、ファイナンシャルプランナー、税理士、社会保険労務士などマネーの専門家とともに、お金の貯め方・備え方・増やし方をわかりやすく解説するほか、マネー最新トピックス、おトク・節約コラムなど、役立つ情報を発信しています。

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現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。

では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。

回答者プロフィール

富士山
回答者本人:64歳男性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:長野県
現在の現預金:1800万円、リスク資産:800万円

現在の収支(月額)

老齢厚生年金(国民年金):なし
老齢厚生年金(厚生年金):13万5000円(特別支給の老齢厚生年金と推測)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

年金以外の収入:売電収入8000~1万円

ひと月の支出:10万円

「行ってよかったシニアの旅先は大型バイクでの日帰り富士山鑑賞ツーリング」

現役引退後は「1年に2~3回程度、1人旅」を楽しむことが多いという投稿者。

シニアになって行ってよかった旅先は、「2022年11月に1人」で「本栖湖から朝霧高原を走った、大型バイクでの日帰り富士山鑑賞ツーリング」だそうです。

「初冬の寒さの中、ヒートマスターを着用して高速道路を疾走し、峠を越えて本栖湖にたどり着いて、千円札にも描かれた富士の光景に出会った。あの神々しさと美しさは忘れられない。そのまま足を延ばして朝霧高原に出掛け、裾野を悠々と広げる雄大な富士に感動した」と回顧。

旅の相棒は「大型バイクのハーレーダビッドソンスポーツスターXL1200カスタム」だったそうで、これに乗って「他にもいろいろツーリングしましたが、富士周辺が多いです。今は事情でバイクも降りてしまったので、行く機会もありませんが、忘れられない思い出。道中で出会ったツアラーと、手を挙げてあいさつし合うのが楽しかった」とバイク乗り同士の交流にも触れています。

なお旅行にかかった費用は「交通費が往復5000円程度(高速道路料金などと推察)、ガソリン代が1万円程度、食事代が3000円程度、お土産代が5000円」とあり、総額2万3000円ほどとなったようです。

「思い立った時に、えいや!と思い切って行くこと」

年金生活において「食費は(別居の)家族に(サポートを)お願いしているので、今のところ投資にお金をかける余裕もある」という投稿者。旅費には余剰資金を充てている様子です。

趣味のバイクを楽しむ上では、「そこそこ維持費もかかるので、経済的に無理はしないように」心掛けていたという投稿者。

一方でシニアだからこそ楽しめる部分もあるそうで、「体力面で心配は出て来るけれど、むしろツーリングは精神的にも肉体的にも生き返るのでお勧め」だと言います。

1人旅を計画しているシニア世代に向けては、「自由気ままに行動しすぎると、1人の場合は破綻すると思うので、注意が必要だと思う。事前に計画を立てて、無理をしないことが大事」とアドバイス。さらに、「(旅行をしたいと思っても)日常の中でいろいろと支障が出て来てちゅうちょするかもしれないが、思い立った時に、えいや!と思い切って行くこと」を勧められていました。

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