では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(75歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:神奈川県
現預金:1000万円、リスク資産:5000万円
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万4000円老齢厚生年金(厚生年金):なし
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
年金以外の収入:給与収入5万円、その他30万円(年額)
配偶者の収入:国民年金不明、厚生年金25万円
ひと月の支出:20万円
「行ってよかったシニアの旅先は神戸」
現役引退後は「2~3年に1回程度、夫婦ふたり旅」をすることが多いという今回の投稿者。シニアになって行ってよかった旅先は、「2023年10月に夫」と訪れた「2泊の神戸」旅行だそう。
神戸は「夜景が素晴らしい。中華街もあり異国情緒が味わえる」と投稿者。
実は以前住んでいたこともあるそうで、「1995年に主人の転勤で神戸に赴任した時、阪神大震災で被災した。当時子どもたちは小学生で避難生活で大変だった」という忘れられない場所。
この時の旅では「30年近く経ち当時住んでいた社宅、子どもたちの小学校など思い出の街を歩いた。見事に復興を遂げた街の様子に感動した」と再生した神戸の街に胸が熱くなったようです。
宿泊は現在も神戸に住む「娘の家に泊まった」そうですが、旅行にかかった費用は「新幹線代を含む交通費が15万円、食費や観光、お土産などで15万円」とあり、総額30万円ほどになったということです。
「旅行など楽しみに使うお金は計画的に使う」
年金生活における旅費のやりくりについては「老後の資金は確保した上で、旅行など楽しみに使うお金は計画的に使う」とのこと。シニアにとって「旅行は体力が必要だし慣れない場所で戸惑うことも多い。スマホを使いこなせていると、地図や交通手段などを確認できるので安心感がある」と言います。
最後に旅行を計画しているシニア世代に向けて、よりよい旅にするためには「心配になりあれこれ荷物を持っていこうとするが、意外と使わないことが多い。吟味した上で荷物は最小限にすること。ゆとりをもって行動できるスケジュールにして、詰め込み過ぎないようにすること」がおすすめだとアドバイスされていました。
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