現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、静岡県在住64歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(54歳)、長女(27歳)
居住地:静岡県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:600万円
現在の預貯金:500万円、リスク資産:1000万円
これまでの年金加入期間:厚生年金480カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万6818円(繰り上げ受給)老齢厚生年金(厚生年金):8万5935円(繰り上げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:不明
「40年も年金保険料を納めたのに報われない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「年金だけでは生活できない。40年も年金保険料を納めてきて、生活保護受給者よりもちょっと多いだけでは不満だと誰しもが考えてしまうと思う」と語っています(生活保護はあくまで最低限の生活を保障する制度であり、年金制度とは性質が異なります)。
ひと月の支出は約「20万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「足りないお金は週5のパートで賄っている」
足りない年金を補うために現在は「週5日のパートタイム労働」をしていて、「月8万円」の収入を得ているとのこと。また日ごろから節約は欠かさないそうで、食料品などの買い物をする際は「半額割引以上のものを買う」など気を使っているとあります。
「あと何年こんな生活をしなければならないのか」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「年金など納めないで貯蓄しておけばよかった」とあり、やはり年金に対する不満が収まらない様子。最後に、今の生活での楽しみは「何もない」と語った投稿者。「あと何年こんな生活をおくらなければならないのか」と悲観的に語っておられました。
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